あれから…

ご無沙汰してます。
noteから少し離れてしまいましたが、またぼちぼちと始めようかと。

えーっと、離乳食始めましたの後の事ですが、姫は先天性心疾患がありました。
過去形なのは姫が自力で治してしまったから。
というのも、これは産まれた時に産院から退院前日に「心雑音があります。これは産まれた時に心臓の塞がるはずの所が空いたままの子がたまにいるんですけど、病気ではないので大丈夫です。安心できるように大きい病院で診察してもらった方がいいと思って、先生が紹介状書くって言ってくれてますけど、どうしますか?」って言われたのが始まり。

もちろんお願いして、産まれてから半月ほどで小さな体を抱っこしながら、紹介状を書いてもらった病院へ行ってみた。

診察の時には授乳時間とっくに過ぎてしまってて、お腹が空いてギャン泣き。
でも「診察前に授乳はしないでください、吐き戻すこともあるので」って受付に言われてしまったからにはあげたくてもあげられない…。

そんなこんなでギャン泣きする姫の小さな体を時間をかけてゆっくりとエコーで診てもらった。

診てもらった結果「やはり心雑音は産院でおっしゃっていた箇所で間違いないと思います。ここは母体から赤ちゃんが栄養を貰うために管が繋がっていたところで、産まれたら自然と管がなくなって塞がるんですが、稀に産まれてからも塞がらないこともあります。ただ、病気ではないので心配ありません。」とのこと。

でも説明はこれで終わらなかった。

「それと、もう一箇所空いてる所があるんです。ご親族、あるいは近親者で先天性心疾患だった方はいらっしゃしますか?」

正直、「どういうこと?」ってフリーズしてしまった。

「心臓には右心室と左心室があります。本来であればそこは塞がれてて血の流れとしては行き来が出来ないです。ですが、娘さんの場合はごく小さな隙間ができていて、ほんの少し血の流れが左心室から右心室にいっているのがわかります。こちらに関しては病名がつきます。心室中隔欠損症と言って、先天性心疾患となります。先程ご親族の方にいらっしゃいますかって聞かせて頂きましたけど、100人に1人の割合で先天性心疾患になると言われてます。それくらい多いんです。ですが、その中でも自然と治っていく子がほとんどです。娘さんの場合、ごく小さな隙間であること、場所が筋性部であるということから、大きくなるにつれ自然と治ると思います。手術が必要なほど大きいわけではありませんので安心してください。」

自分の子供に先天性の病気が見つかるとは思ってなかったです。
先生のわかりやすい図を使った説明と、長い説明の中で何度も「ここまではわかりますか?大丈夫ですか?」と確認していただき理解できたこと、紹介状をもらってちゃんと検査してよかったなと思いました。

その後は「半年もあれば塞がると思います。半年後にまた診察させて頂きます」ということで、経過観察に。

そして、4月半ばに診察をしていただいた結果、全部塞がってました!!
「やったね!自力で治しちゃったね!すごいねー」と先生から完治したとおっしゃって頂きました。

「今後、大きくなって健康診断とかで不整脈や心電図で何か異常が出た場合は必ず来てください。何もないことを祈りますけどね」とのことでした。

長々と書きましたが、今後何事もなく、健康で大きくなってくれることを願います。

姫、完治おめでとう!!!!

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