【転職希望の方へ】〜現役、大手人材会社で働く私からの忠告〜

私が人材ビジネスに興味を持ったのが約5年前。
それまでは自社で開発した、とある商材を売るザ営業マンだった。

なぜ商材屋から人材ビジネスに興味を持ったのかと言うと、良く言えば「人」と言う価値を適材適所に配置できる魅力があると感じたから。
逆を言えば「目の前の商品についてどれだけ魅力的に語っても必要ない人には全く響かない」と痛感し完全にお手上げ状態になったから。

私は職業柄、転職希望の方とお話しする機会があるのですが、ほぼ100で情弱の方ばかり。
パソコンはかろうじて触れますと言うレベルのおばちゃんが7割を占める。
ただ、今の40代後半～50代くらいの方は、パソコンなんて使えなくても支障のない時代を生きて来られたのだから「仕方ない」の一言で片付く。

少し前の私は、副業したい情報コレクターと言う分類で、真っ暗なトンネルを彷徨っている感覚で途方に暮れていた。
1つ言えるのは、情報コレクターの方がまだ救いの手が差し伸べてもらえる確率が上がると言うこと。

今ではSNSで情報発信すれば同じように思っている人同士がコミュニケーションを取れる次第。
そのおかげで私はメンターに出会え、真っ暗なトンネルを孤独に歩いていたと思っていたのに、気付いたらたくさんの仲間に囲まれていた。

転職を考えると言う事は、どれだけネットビジネスや個人で稼ぐ力が必要なのか、どれだけ現代と逆行しているのか理解していない。

当然、この話も専門職や技術職の方は別。
このような方々がスキルアップや収入アップの為に転職するのは正解。


もしサラリーマンの方で今の仕事に不満を感じ「転職」を考えているのであれば是非とも「個人で稼ぐ力」を身に着けてほしい。
転職した後の会社が5年後、10年後に存続している保証なんてないし、今のサラリーマンの月収ではとてもじゃないけど老後、幸せな生活なんて送れない。
医療の進歩は目まぐるしく、寿命が伸び続ける昨今で、国や会社に自身の未来を握られるのはおかしな話しである。

これを読んで下さっている方は、時代の変化に気付き転職なんて無駄だと思われている方ばかりだと思う。

そしてもし皆さんの周りに、本気で転職を悩んでいる方がいらっしゃれば、様々な状況があると思いますが、転職はしないようお伝えください。
パワハラやモラハラ等の人権侵害のような事は例外ですが、ほとんどの場合、転職は時間の無駄であることを説明して下さい。

これ以上、不幸な人を増やしたくないのです。

転職活動する時間があるならビジネスしてください。

当社のような人材ビジネスはどんどん縮小傾向にあってしかるべきです。


皆さんの将来が豊かなものでありますように。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

智恵