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キャンプ初心者によるキャンプ考

先日、ついに念願だった泊まりでのキャンプを実現した。

目的の一つは焚き火。
デイキャンプは何度もやってきたが、焚き火は一度してみたものの時間がなさすぎたので、今回は泊まりでチャレンジしたというわけだ。

で、初心者なりに感じたことを少しまとめた。


焚き火はマジで癒やしだし、キャンプするなら冬は本当かもしれない

私が行ったのは10月下旬頃。
(つい最近だ)
山間部で、冬期は雪で閉鎖になる。
この日も日中と夜の寒暖差がすごくて、夜は流石に冷えた。

そのためか余計「焚き火をするためにキャンプをする」とは聞くけれど、それがよくわかる一泊となった。

焚き火があるので暖はとれる。
しかし、ソロ用の小さな焚き火台にも関わらずその熱量に驚いた。

普段、冬の暮らしで使うエアコンや石油ファンヒーターよりも
断然エネルギーを感じる。
もちろん真冬ではないのもあるだろうけど

冷たい空気の中その一点が紅く、めらめらと燃えている。

暖を取りながら揺らめく炎を見ているだけで頭からα波が出てるのを感じる。

寒さの中、暖かな火に当たるだけでなんとも幸せに包まれる。

仲間と焚き火を囲んで酒を飲み、語らうもよし。
一人でしっぽりも良さそうだ。

冬場だから、汗もかきにくく虫も少ない。

これが夏ならどうだろう。焚き火は暑い、汗はダラダラ、虫が飛び交う。

もちろん夏でも焚き火の炎は変わらないのだけど、これらはすくなからず対策が必要になってくるだろう。
荷物も増える。
女性であればなおさらだ。

しかし焚き火は本当に見てるだけで癒しになる。これは本物の火だからこそだろう。
そしてキャンプのハイシーズンは冬、はたぶん本当。

キャンプめしに振り回されないこと

YouTubeなんかにもキャンプめし紹介は山程あって、つい試してみたくもなるけど、キャンプだからといって無理して特別なものを作る必要はないかなと思う。

確かにダッチオーブンとか燻製とか、キャンプでしかできない事も多いのでやりたいなら別。

しかし料理下手な私の場合、キャンプに行ってまで献立を考えるのが苦痛で仕方なかった。
「なんでキャンプに来てまで献立考えなあかんねん!!」と苛立つほど…。

凝った料理も大勢のグルキャンやファミリーでは楽しいかもだけど
準備は結構大変と推察。

焚き火があるんだから生魚とか肉とか焼いて食え。
米を炊くのすら面倒だからアルミホイルに包んだジャガイモ一緒に焼いとけ。
以上。

ワイルドだろー?(笑)

遠慮なくロッジ、バンガローを利用せよ

ワンタッチタープこそあれど、テントや寝袋まで揃える気が起きなかったのも正直なところ。
だってハマるかどうかもわからないのに初期投資もかかるし、
特に冬の夜、焚き火とは別に寒さに耐えられるだけの装備を揃えるのもハードル高いし、夜露に濡れたテントを帰宅後乾かすのも考えただけで非常に億劫。

そういうわけで今回は布団、エアコン付きのロッジを利用させてもらった。

もちろんテントやタープを組んだりするのも楽しみならいいんです。特にソロキャンは秘密基地作るみたいで楽しいと思う。

キャンプではロッジやバンガローは邪道かもしれないけど
やり方が決まってるわけでも無し。

ラクして、楽しめたらそれでいいのかなと。

やりたいことを楽しんでやれればそれでいい

結局それなんですけどね。言いたいことは。。。

自戒ぎみに書いてるところもあって。

YouTubeやらブログやらで
頭でっかちにはなるものの

実際やるのとは大違いで。

いろんな主義主張があるなかで、
実際に行ってこそ、自分が本当に求めるものがわかる。

アフターコロナでキャンプブームが去った感は若干あるけど

私のように人混みが嫌いな人間は大歓迎だし(今回も平日でほぼ貸し切り)

気になってる人は今からやれるところからやり始めてもいいんじゃないでしょうか、キャンプ。

キャンプ場のルールに従う、迷惑をかけない、危険行為をしない。
それらさえ守れたらルールなんかないんで。

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