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仕事を通じて叶えたいこと

私が自分の人生をかけて取り組みたいことは、アフリカの国や地域でNCD(非感染疾患)で悩んでいる人たちの力になりたいということだ。

現地の医療機関でボランティアをしている時に、周囲が私を頼りにしてくれて嬉しかったことと、と同時に何もできなかった無力感や後ろ髪惹かれる気持ちがあるからだ。時間も距離も離れた現在でも、現地の人たちの表情が浮かぶ程。

今、私は日本にいる。異なる背景や現状があるけれど、日本にもNCDで悩んでいる人たちはたくさんいる。私は今、日本でNCDに悩む人たちの相談にのったり、事業の管理をしたりしている。

国内とか海外とか、関係ない。日本で今取り組んでいることがアフリカで活かされるとか、全てに意味があるとか、他人は励ましてくれる(自分にもそう言い聞かせようとしている)。

ただただ時間は流れ、状況は変わり、進歩してゆく。私がかつていた、かの地でも栄養士が臨床で活躍するようになっていると聞く。あの頃同僚とよく話していた理想の状況に近づきつつあるのだろう。

私は何ができるだろう。現地の人と一緒に仕事した経験が自分の糧になったこともあり、専門職の人材育成に関わりたいとしばらく思ってた。一方、当時から他の人たち(US)がすでに進めていて、私の出る幕ではないと感じてた。人の交流?ビジネス?イノベーティブな何かと思ってるけど、私個人にできることなんて、たかが知れている。

現地で働く選択肢の1つとして、開発コンサルがある。自分に足りないものばかり見て、なかなか飛び込めなかった。次にやりたいことのために今何をしていますか?と問われ、口籠ってしまった。現職の忙しさにかまけて、基礎体力をつけることも怠ってた気がする。「語学」と「体力」、この2つを常に鍛えて、出番(アフリカ・NCD)が来たらすぐに飛び込みたい。いつか必ず、大勝負を掴み取りたい。

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