見出し画像

留学日記(中編)

ロンドンにいる間、色々なご縁もありサッカーの試合を見る機会がたくさんありました。

u-23,u-18,u-13,u-9,u-8という様々なカテゴリーの試合を生で観ることができました。

u-23プレミアリーグ

(マンチェスターシティvsアーセナル)

私が滞在中に年に数回行われるホームスタジアムでの試合がありエミレーツスタジアムで観戦する事ができました。さらにリーグ順位が1位と2位の首位攻防戦というビッグマッチ。

とても幸運でした。

さらに幸運が続きます。
なんと怪我明けで調整中のレロイ・サネを間近で見ることができました。
自分でも運がついていたと自負しています。(笑)

そして翌日にu-18のFA杯

(チェルシーvsミルウォール)

これまた幸運なことに準々決勝ということもありスタンフォードブリッジで試合が行われるということになり2日連続でビッグスタジアムに入ることができました。

そしてこの試合に出ていたチェルシーの2人の選手が2週間後のプレミアリーグ(vsエヴァートン)に出場していた。ちなみに年齢は16歳と18歳。サッカーに年齢は関係ない。実力があれば起用する。これがプレミアリーグ、海外のリーグの世界なんだなと改めて凄さを感じました。
ちなみに私が到着する数日前に今、チェルシーで大活躍のギルモアがu-23の試合に出場していたそうです。たった数週間でトップまで登り詰めたのです。Jリーグでもこういった事例を数多く出てきてほしいなと素直に思いました。

そんな中でも私が最も印象に残ってる試合はu-9の試合(日本の小学2年生)

週に一度行われるリーグ戦。

ロンドンにある日本の少年サッカーチームと地元の少年サッカーチームとの試合でした。
そこで待ち受けていたのはプレミアリーグ顔負けの迫力のある試合でした。

スライディングタックル、服の引っ張り合い、審判へのアピール。どれを取っても、とても小学2年生とは思えない行動の連続でした。

正直カルチャーショックを受けました

私の印象では、この年代は日本人の方が上手いという印象がありました。特に止める蹴るの技術や細かい動きが相手より上回ってると感じました。
しかし、なぜ大人の試合になると日本と世界で圧倒的に差があるのか。
かなり興味深い疑問です。

英語の学習にも似たような出来事がありました。クラスの中で英文の並べ替えの問題、文法の問題では私はクラスの中で常にトップでした。ですが海外の人たちはそれでも私より英語を聞くことができます。そして私より英語を話すことができます。

そこで私の中で一つ仮説を立てました。

海外の人は物事を大枠で捉える傾向があるのかなと思います。大枠で捉えた後に細部を鍛えるという順番です。
日本では、まず細部を鍛える。
英語でいうと文法。
サッカーでいうとボールを止める蹴る。
そこに海外との差があるのかなと感じました。ロンドンで出会った日本人の友人も英検を2級取得していて大学も英語の学科を専攻しているのですが、ほとんど聞き取ることができないと言っていました。私自身も英語教育を6年間受けてきたのですが全くと言っていいほど通用しませんでした。
これは海外に出ないと分からないことだと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?