その想いを、恋と呼べるまで。4
ある日 私は夢を見た
誰かがいる…
その人が 言ったんだ。
「色んな出会いがあったけど、君がいい」
嬉しかった でも
目が覚めて
残ったものが 先の見えない想いだったー
夢は願望だと、知ったとき
胸の奥にある
まだ捨てきれない "何か"に苦い味がした。
嬉しい言葉の裏を考えて
見えない心を 視ようとした
信じられなかった。
不安が隣り合わせ 疑いたくない
気持ちが膨らむほど
疑心が生まれる
そうだ…
私は、誰も信じていない。
自分だけだ
そう 気持ちを育ててしまったんだ
"心"を残して。