その恋を、好きと言えるまで。2
"恋"を知って
今までも、そんなことがあったかな…
想いに更けた。
でも
近くて、似ているようなだけで
それは無かった。
咄嗟に握られた手
それは力なくて
だけど そこに温もりを残していた
離れそうで離れない
戸惑う気持ち抱えて
ただそこに 添えていた
そっと
それは離れて
次に握られた時は
包み込まれてた
そこに在る存在と
優しさに…
伝えられた想いが嬉しくて
応えたくて
「答え」を探した
理屈じゃなくて
シンプルだった
答えは 心が持っていた
もう、知っていたんだ
自信が無かったのかもしれない
これが恋なのかもしれない
好きって想いなのかな
そう思っては、見限りをつけてきた
また違ったと切なくなるのは嫌だった
初めての、気持ち
君に
ちゃんと伝えたい
好き って。