2024年2月14日レッスン記録

レッスン曲

  • カイザー10番

  • 音階練習(ニ長調)

  • ヘンデルソナタ4番2楽章


(1)カイザー10番


このエチュードは、2音ずつスラーで弾き、途中に4音スラーで弾くという形で、最初の音から押さえたまま次の音を弾くという……なんとも初心者にはハードルが高い。
さらに加えて、調性がハ長調という……音程が取りにくくて、指も置きづらい。つまり、拷問に近い(笑)

それでも、1ヶ月、2ヶ月とやっていくうちに、多少は指の形を覚えてきたので初回よりも多少、多少、本当に少しだけ押さえがスムーズになってきた。

前半の難所(どこも難所だが)は、A-A-Cis-Eで、最初の3つのララド♯は押さえたまま開放弦のミを弾く箇所。

カイザー10

今日のレッスンはここが中心。G線のラとD線のラは開放弦のA線の音に合わせて取り、ド♯を押さえて弾く。
当たり前だけど、きちんと取れれば、響きが増えてとても良い音色になる(のは私でもわかるほどである)。とりあえず悪戦苦闘しつつもなんとかできた。復習はしっかりしよう。

4音スラー


4音スラーの箇所は、きれいに弾けると、和音の響きが感じられて好き。そして、ここは少しだけ響きがマシになってきたことが嬉しい。

(2)音階練習(ニ長調オクターブ重音)

初めてのオクターブ重音。
下の音に合わせて取る、下の音を鳴らす。割と思い切って弾いて、ようやくなんとか下の音が響いたかなという感じでオクターブ重音は難しい……
音程の取り方も、少しずれているだけで気持ち悪い音が出る……下手すぎる自分がさらけだされて、とてもツライ(笑)
とりあえず、これは自分のルーティンの中に入れることにして、今回は一応合格。
次は三度の重音。やっていると混乱してくる……音がわからなくなってくるので。
とりあえず、指のおさえ方を形にしてレッスンに持っていけるようにしよう。

(3)ヘンデルソナタ4番2楽章 ビブラートを中心に

ヘンデルのソナタの緩急緩急の「急」
ヘンデルの明るい曲は、なんか明るくていい。
この明るさは、なんかイイ(笑)

二分音符や四分音符にビブラートを入れて弾いた。
ビブラートは、指でかけようとしすぎて、ロックがかかってロクにかからない。
腕を動かす感覚で、指はそのオマケで動かすようにとアドバイスをいただく。それで練習してみると、確かに指だけで一生懸命やろうとしていた時よりもかかる。先生、ありがとう!

バイオリンを弾いていると、体の使い方をいつもよりずっと意識する。
ポジション移動も、つい横着して指の位置だけで取ろうとすると、失敗する。
きちんと肘から、自分の方へ向かって動かすと、音程がうまく取れる(ような気がする)し、ラクなのだ。
ポジション移動の練習は、肘からを意識して取り組むようにしているのだが、ビブラートの時も、先生からのアドバイスを忘れないように取り組んでいこう。






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