私の好きなクラシック

私の趣味の一つに、音楽鑑賞がある。今回は私の好きなクラシック音楽について書いてみたい。

クラシックが好きになったきっかけはよく覚えていないが、大学で吹奏楽のサークルに入り、楽器を始めて音楽を聴くようになったからだと思う。
吹奏楽サークルに入ったのに、いつしかオーケストラのクラシック音楽が好きになっていた。

私の好きなクラシック音楽のなかで、知名度の高いだろうと思う曲を3つ紹介したい。なお、曲の解説はあまりせず、私の感想を書くだけに留めたい。曲の解説はクラシックにあまり興味のない人にとってはたぶん面白くないからだ。(というのは言い訳で私が解説できないからだ。)

友達をクラシックのコンサートに誘うと、「何もわからないけどいいの?」とか「ちゃんとした服着ていかないといけない?」という質問をいただくことがあり、クラシックは敷居が高いというイメージを持たれていることが多いと感じる。
しかし、声を大にして言いたいのは、私もわからないから大丈夫!ということだ。
この文章を読まれた方に、クラシックを少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいと思い、あまり興味がなくても読めるような内容を心がけた。

1.ブラームス作曲 ハイドンの主題による変奏曲 作品56a

この曲は全体的に優しさを感じるところが好きだ。柔らかい主題の展開を聴いていると、心の中の暖炉に火が灯るようなイメージで、温かい気持ちになる。
この曲を初めて聴いた時のことをよく覚えている。
寒い冬の日だったけれど、会場が黄色い光に包まれたように音楽が輝いて、明るく光って見えた。
当時大学生だった私はお金がなかったけれど、バイト代でスコアを買って、何度も聴いたことをよく覚えている。

2.ブラームス作曲 交響曲第一番 ハ短調 作品68

この曲は完成まで20年以上かけられており、完成したときブラームスは43歳だった。ブラームスが43歳で初めての交響曲を完成させたということに、改めて勇気を与えられた。

この曲は、疲れている時に聴くと不思議と力が湧いてくる。特に4楽章のメロディーは心が穏やかになり、恋がしたくなる(ような気がする)。
この先の人生を生きていかなければならないという現実とともに、毎日いろいろあるけれど、きっと大丈夫、と励まされる。

3.ベートーヴェン作曲 交響曲第六番 ヘ長調 作品68 『田園』

ウィキペディアを見たところ、田舎の情景描写ではなく、田舎での生活の思い出を表現した、心情が描写された作品だということだ。(今まで情景描写の作品だと思っていました。ごめんなさい。)

この曲を聴くと、雄大な外国の田舎が思い浮かぶ。休みをとって海外の田舎でゆっくり休養したい、そう感じる一曲。一楽章のコントラバスがかっこよく、いつか演奏してみたい!


クラシック音楽が好きで詳しい人からしてみれば、叱られそうなほど雑な作品紹介になってしまった。今回は、普段クラシックを聴かない方が気楽に読める文章を目指して、細かいことは気にせずなるべく短く書いてみた。「試しに聴いてみようかな。」と感じてもらえたら、この文章は大成功だと思う。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?