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【MBTI】タイプ別学生の傾向【NF型編】

仕事上での実験として、タイプ別に学生を観察している。
タイプは全て私の推測でしかない。
調査期間としても短く、また詳しく統計を取っているわけでもなく根拠に乏しいが、何かの参考になれば幸いである。

また以下の各タイプの所感は、自認がENFPである私からの一方的な見方であることを付け加えておく。


今回は私が見た中での各タイプの傾向を記しておこうと思う。

前提として私が所属する組織は
・相対的な学力のレベルは高くない。
・さまざまな学生が入り混じるがP型が多め。
・少々専門性の高い分野である。
・旧態依然としたシステム
である。


長くなるので各タイプの傾向を、傾向に類似性があるSP、SJ、NF、NTに4つに分けて書いていく。
今回はNF型編
筆者と同じ系統なので理解が深いので長くなるかも

NF型
・私の所属する現場では20%弱程度
基本的には思慮深く高潔だが、そこがネックとなることもある。
NFで括ったが各タイプでかなり差があり、表面上に見えるものより内面はかなり深い。
共通して優しく穏やかで、人を責めることは余程のことがない限りしない。逆に自分が問題を抱えていたとしても滅多なことでは言わない。
N型ゆえ指導などの意図はほぼ見透かされているが、筆者自身がこのタイプなので考え方が理解しやすくアプローチしやすい。

ENFJの学生
かなり少ない

クラスのオトン枠
だいたい周りを巻き込んだ何かを仕切っているイメージである。その何かにクラスも年齢も個人も関係なく、悪気なく断りにくい雰囲気を作って誘ってくるため、ISTP、INTPあたりからは距離を置かれている。
カリスマ性と抜群のコミュ力で周りに常に人がおり慕って来る者も多く、学校職員にも無自覚にコミュ力攻撃を仕掛ける。
また不真面目な者にしばしば説教をしているところを見かける。
表面はどう見えたとしても根本が真面目で勤勉であり、全体の意識付けができていれば率先して周りをまとめてくれる頼りになる存在だ。だが絶対に敵に回してはいけない。超絶頑固な上、例え本人が許しても巻き込み力のため周囲が収まらないことがある。
ESFJと違い、細かいことをあまり気にせず、より大きな範囲で人を巻き込む傾向にある。その割に自分への批判は「気にしい」で承認欲求も強いため、適度にフィードバックをあげることも大事である。

ENFPの学生
そこそこいる
私と同じタイプなので長くなるのはご容赦ください。

F型の集団に混じっているかISTPと一緒にいるか、各所に点在しているかである。
また天然ポンコツと思われがちだが、成長度が高いと意外に全ての情報を洞察し本質を見抜いている。実は様々な考えを持ってはいるが、はっきりと断定したり言うのを好まない隠れた根暗なのだ。
独立心も高く、陽キャのESFPの仲間、というよりはINFPのポジティブバージョンと言った方が適切だと思う。

基本的に素直で接しやすく、クラスでも不思議キャラで好かれていることが多い。
しかし女子ENFPの場合は、その天然具合と敵を作らない性分から「八方美人のぶりっこ」認定されて女子グループからのイジメや村八分の標的となることがあるため注意が必要である。
私は同タイプであるためスイッチを把握しているのでやる気を出させやすく、このタイプを起爆剤にして学生全体に方向づけさせることが多い。
N型ゆえに実は地頭はよく好奇心さえ刺激できれば楽しそうに勉強する。もちろんタイプと能力は別なので、ただのポンコツもいる点には注意
「あのポンコツ天然がメキメキと上昇していく様」は周囲の学生の意識改革にうってつけだと思う。
そうしてENFP自身に実力がついてくると「広報運動家」の異名が示す通り、周りへのフィードバックも楽しそうに、的確にしてくれる傾向にある。
そうして周囲全体の雰囲気が変わると、ENFPがサポートに周ることで自身の最大の弱点である「飽きっぽさ」もある程度カバーできるため一石二鳥である。
しかし、そこに到達するまでのサボり癖と逃げ癖はなかなかの物で提出物は遅く遅刻欠席も多い。弱みを見せたくない傾向が強く、ハイハイ言いながら実際はやらない。やらない言い訳の達人でもある。
社会人で大成するにはさらなる誠実性とコミュ力を磨くのがキーか。
長くなった。


INFJの学生
かなり少ない

アクションが遅い傾向にあるが勤勉で計画性が高いため学業は問題ない。しかし思考がとんでもなく深く、完璧主義で自己犠牲心が強いため周囲から見えるより本人の負担は大きい。
よくまわりのサポートもしてくれるが、押し付けがましくなく、とても控えめで慎ましやかである。その優しさを無下にされないためにも私は彼・彼女らの気配りと優しさをあくまでさりげなくアピールするようにしている。もっと自己アピールしていいと思う。
人間関係は案外難しく、まず大人数は負担が大きい。またきちんとした理解者がいないと「変わった人」扱いで終わってしまう。
学業は問題ないが、様々な理由から、私生活学校生活問わずメンタル面で何らかの爆弾を抱えている率No.1である。
否定せずきちんと話を聞くこと、気配りのフィードバックをすることが大事だと考えている。
良くも悪くも周りの環境が彼彼女らを大きく左右する。

INFPの学生
そこそこいる

穏やかで控えめで優しげな学生が多い。個人的には接しやすいが、仕事上は問題児となる率が高いタイプである。
学校というものに拒否感がある学生が多い印象で、サボり癖と逃げ癖があり提出物は遅く遅刻欠席も多い。指導に対しても、バレバレなのに絶妙に突っ込めない言い訳を創造するためタチが悪い。
生半なことでは自分の考えや悩みを見せてくれないため、信頼を得るまでじっくりと時間をかけて否定せず彼らの愛する趣味の話などを聞いてコミュニケーションを取って、その信頼関係の上で好奇心を刺激すると楽しそうに打ち込む。しかしやりすぎると一転して依存が起こることがあるため難しい。
基本は思慮深く、 N型ゆえに学業も問題ないのでアプローチと人間関係、本人の意識がキーになる。
意識がかわると大化けするタイプ

まとめ
NF型は私が属するところでもあるので非常に理解しやすく扱いやすいが、これは指導者個人の性格によるだろう。
思慮深さによる潜在的学力は高いが、本人の意欲がマッチしていないと途端に学業不振となり、またその理由はS型と違って損得や一般論を超越してくる。
NFP型の場合は不自然に強がっていたら「悩んでいるサイン」だと思っている。
自立性が高く、学校でよくある「突然偉そうな人が出てきて高圧的、上から物を言う」イベントや、体育会系教員の強制的な態度には表に出さないが反感を募らせていることが多い。
そのような場面の後はアフターフォローが大事だと考える。
個人的には理解しやすいため、全体のコントロールの基点とさせてもらうことが多く助かっている。

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