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つづきともみの全note記事

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#ライブ

死ぬために、実家に帰った話。

走り続けてきた。 平気だった。多少の辛さはもちろんあったけど、自分は最強だと思ってた。 世界が変わってしまった日から1年が経とうとしていた1月末。急に涙が止まらなくなって、金山駅の何列もある電車に向かって飛び込みそうになった。でも未遂に終わった。フェンスが高くて登れなかったのだ。 そこで急に冷静になったわたしは、 「あ。死ぬ前に親に会わなきゃ」と思い、泣きながら親に電話をした。 親へ死ぬ報告をする「ママ、もう辛いから死にたいと思います。前に、死にたくなったら連絡しろ

スラムダンクの映画を見た。【ネタバレ有り】

まず大前提に、わたしはスラムダンクを読んだことがなかった。 スラムダンクの映画の新作が公開されると聞いて、周りが見に行きたいと言うので漫画読むかーくらいだった。 なのでわたしだけは、家にあるスラムダンクの漫画を読むところからがスタートだった。 こんなにバスケが好きになったのにスラムダンクが未読なのも珍しかったけど、それが今日吉と出る。 諦めた名シーン 入院していた時にスラムダンクを読んでみたが、入院期間中にネガティブなメンタルになってしまい、漫画自体をなかなか読み進める

4分20秒

突然奪われた日々に、少しだけの辛抱だと思って我慢した去年の4月と5月。 1日1日がとても長く辛い日々だった。 耐えるだけ耐えた。大好きなバンドの曲を聴いた。 ライブに行くことが呼吸のような存在なわたしたちは、息苦しく耐え難い日々を送った。 ついに6月、2ヶ月ぶりにライブハウスに戻った。ついに念願の、やっといつもの日々が取り戻せる!と浮き足立っていたわたしが、今では世間知らずのように見える。 もう遅かった。 椅子がずらっと並べられて、床には距離が取ってあるテープ。 人と人とが

ヒーロー見参。

わたしはロックDJとしてアーティスト活動をしています。 DJと言ってもみなさんが思っているナイトクラブでプレイするような華やかなDJではなく、ロックバンドのような「客席を盛り上げるタイプのDJ」で、ライブハウスを中心に活動しています。 バンドのライブを見に行って、ライブでもらった熱をそのままパフォーマンスをしています。「踊れ!!」「歌え!!」「暴れろ!!」とか言ってます。 ↑こんな感じ。もう一度言いますがDJです。 だから、わたしがDJをするのには、必ずライブが必要。