目のクマを取る話

目の下のクマを3日前に取った。正確には、クマ取りの注射施術を受けた

30代も後半のおっさんになると、積年の疲れが目の下にたまる。だんだんナルトのイタチから津川雅彦さんのようになってしまうんだなあと思うと、おっさんにだってクマをとる権利がある、と感じる

来店。渋谷のTCBで予約・来店すると、(この時点でハードルが高いが、心を無にして進める) スタッフの女性陣が交代交代で説明を進めてくれる。自分のケースだと、ヒアルロン酸とスネコスなる薬品を注射すると、1年程度治るらしい。ただ、1年以降も今よりは良いだろうというコメント

色々混みで28万円ほどするが、相場観が分からない。が、注射とはいえ施術が伴う以上、激安にされても受けない気がする

カウンセリング。最初の説明⇒プランの紹介⇒会計の説明⇒会計手続き⇒施術前の説明など、なぜか毎回人が変わる。あれは分業化と効率化の最終系なのか、あるいは商談上このほうが契約につながりやすいのか。何はともあれ、施術に向けた関門を一つづつ進み、不可逆的なプロセスを進む気持ちになってくる

施術。とにかく痛いのが嫌だ、と伝えていたので、ブロック麻酔なるものをまず受ける。頬に注射を指して、すぐに感覚がマヒする。歯医者でも打ったことあるかもしれない。

自分は痛みはめっぽう弱いほうだけど、10中3程度で我慢できる(ちなみに、今回は全体を通じて3-4程度しか痛くない。目安として、健康診断の注射は2くらい)。痛くはないが、割と深く差している感じもし、少し気持ち悪くなった。先生はずっと丁寧な印象だった。

3日たち、やや内出血はあるものの確かにクマは消えた。無。逆に、元のクマがどんな感じだったかすぐ思い出せなくなった。都市開発で、新しいテナントの前にあった店が分からなくなる現象と似ている。全然痛くはないし、今のところやってよかったと感じた。






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