タッチフットで意識していること

初めたばかりなので、やる気があるうちに綴ります。

今日はアメフトとタッチフットの比較とタッチフットの試合中に意識していることです。(特にDF目線になってしまいました。)

アメフトとタッチで大きく違うのはプレイヤーの人数と有資格レシーバーの違いです。

アメフトは11vs11。この中でOFでボールをキャッチ出来る有資格レシーバーは6人です。パスに関しては、DFのラッシュを4枚(OL5枚)とすれば、OF6人vsDF7人です。ランプレーであれば、11vs11ですが、パスプレーはパスに出れない選手がいるので、自然とDFの人数が多くなります。

一方タッチでは、6vs6。この中でボールをキャッチ出来るのはOF全員の6人。ラッシュを2枚入れたとすれば、OF6人vsDF4人です。

その為、タッチフットではランプレーが少なく、人数優位となるパスプレーが圧倒的に多いと考えています。なので、アメフトと比較して圧倒的にOFが有利なスポーツと思っています。

この感覚を持っているので、試合中にOFが全シリーズTDを取れたとして、DFは1試合に2シリーズ止めることで試合を有利に勝てると意識しています。タッチはFGが無いので、純粋にTD(TFP)の点差が結果に繋がります。

なので、試合中のDFターンオーバーに非常に高い価値を感じています。ターンオーバーは相手のTDを防ぎ、自分の得点に繋がるので、インターセプト等はタッチダウン2本の価値があると思います。なので、勝つ試合、負ける試合は、OFの得点とDFのターンオーバーの積み重ねです。

これにタイムマネジメントが加わることで、優位に試合を展開することが出来るので、DFのプレーコールを入れる時もこのタイムマネジメントとシチュエーションでプレーコールを割り切っています。(そもそもDFが不利と思っているので、思い切ってコールも出しています。)

ここまでは理論的な部分ですが、試合中はタッチはアメフトと違ってスポッター席(観客席から俯瞰的に見て、グラウンドにアドバイスを送る人たち)がありません。余談ですが、僕は学生時代、スポッター席で上から見ていたので、OFコールが1st Down10の時が5ydsのフックプレーならプレー中には常に2-10 or 2-5のシチュエーションを考えながら相手のDFの特徴やマッチアップで勝っている選手を探していました。ただ、タッチフットはグラウンド上で判断をしているチームが多いので、グラウンド上にいる選手(プレーコーラーであるQB)が何を狙っているかを常に考えて、スカウティングと試合展開を組み合わせて感覚的に当てに行っています。具体的にはダウンシチュエーション、残り時間、ラッシュの相性(パターン)、パスカバー、キーマン等を読んで止めに行くイメージです。いわゆるジャンケンのような感覚で当たったら止まる。負けても一発TDを取られないようにDFシステムを作り上げるイメージです。DFは相手がどんなプレーが来るか分からない状況で常に後手のイメージですが、ここを覆すことが出来るとDFの快感ですよね。特に一人だけでなく、チーム全員が共通認識を持って止められたら一番きもちいですよね。

DFの詳細は今度にしますが、今日は感覚的に試合中に意識していることでした。

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