中国軍事力の現状

2018年9月9日のツイートより

> https://twitter.com/tomo161382/status/1038671338272043008

中国の軍事力はアメリカの軍事力に大きく劣っています。が、それは必ずしもアメリカが中国の行動を制限できることを意味していません。

中国は伝統的な陸軍である人民解放軍を削減して、海軍と戦略ミサイルを強化しているようです。戦力再編のポイントの1つは「接近阻止/領域拒否」あるいは「介入阻止」と呼ばれる、アメリカと対等の戦力を築くのではなく、アメリカ海軍の優位性を鈍らせることに主眼を置いた方針のようです。

アメリカと中国の全面戦争になる可能性は低く、局所的な軍事衝突で同等、あるいは優位に立てる能力があれば十分ということのようです。

戦略ミサイルは移動中の空母を超遠距離から攻撃する目的で、中国内陸の河南省からグアムの近辺の空母を狙い撃ちにできる能力があるようです。

アメリカから見ると、これだけ奥地のミサイル基地を攻撃するには大きなリスクがあるので非常に厄介です。

空母はそもそも保有国が少なく、保有国であってもアメリカ以外は各国に1隻しかありませんが、アメリカは原子力空母だけで11隻保有しています。

そんな中、中国は4月に2隻目の空母の進水式を行いました。これは、中国製空母の第1号になります。さらに中国はもう1隻の空母を建造中です。最終的には、5、6隻の空母を保有することになると予想されているようです。

中国は海外権益を守るための外洋艦隊も築こうとしているようです。ジブチの軍事基地を始めとしたインド洋の各地に拠点を築き、ネットワーク化しようとしているようです。これにより、近いうちにアフリカなどに艦隊を送って上陸作戦を遂行する能力を獲得すると考えられています。

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