ギリシャ経済の現状
2018年8月27日のツイートより
> https://twitter.com/tomo161382/status/1034047780694573062
2009年、ギリシャで、政権交代により前政権の国家会計の粉飾が明らかになり、政府の破産を恐れた銀行が国債を買わなくなったことで経済危機に陥ったため、紆余曲折を経てEUがギリシャに対して金融支援を行っていました。
それが、とうとう終わりを迎えたようです。
記事の中では、この10年弱がどれほど経済的に苦しかったかが、実例と統計を用いて示されています。
例えば、家計収入は平均で30%も減少し、5分の1の人々は必要最低限の支出さえ賄えない状態でした。失業率は最高で28%にまで達しました。
現在は失業率はまだ高水準であるものの、20%を下回る水準まで下がりました。GDPは実質、名目ともに上昇傾向にあり、2017年の実質GDPは1.4%の伸びを示しました。
ギリシャの現在の景気拡大は、観光業と工業製品の輸出に引っ張られているそうです。また、中国とロシアが値下がりした不動産を買っているようです。
関連して、先日、ポルトガルの好調な景気についての記事も紹介しているのでそちらもご覧ください。
また、この記事についたコメントに対する返信で、ギリシャと日本経済の先行きについて議論しています。
その中で日本経済についての議論についてはこちらにまとめました。
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