ブラジルの財政事情と美術館火災
2018年9月3日のツイートより
> https://twitter.com/tomo161382/status/1036462363862417409
ブラジルの最古で最重要な博物館が大火災に見舞われているようで、2千万件もの収蔵品が失われたと推定されているようです。
この火災がリオ・オリンピックのために予算が削られたからという噂を聞いたのですが、そう言うわけではないようです。
こちらで火災の被害と原因を説明していますが、博物館の予算が削られたのはオリンピックのせいではなく汚職と不況のためだと書かれています。
近年のブラジルの財政事情は厳しく、警察官や医者の給料の遅配すら起きていたようです。
http://www.murc.jp/thinktank/economy/analysis/research/report_170328.pdf
2017 年 3 月 28 日
経済レポート
ブラジル経済の現状と今後の展望
~ 大統領弾劾・罷免による左翼政権退陣で転機を迎えたブラジル経済 ~
調査部 主任研究員 堀江 正人
こちらのレポートに、ブラジルの景気が悪化した経緯が詳しく説明されていますが、2013年頃に政治家の汚職が発覚したところから景気の悪化が始まっています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?