中国資本で発展するエチオピア

2018年9月9日のツイートより

> https://twitter.com/tomo161382/status/1038609516428836865

エチオピアは東アフリカのエチオピア高原にある国です。スーダン、ソマリア、ケニアなどと国境を接しています。

アフリカにいながら独立を保ち、列強に植民地化されなかったことで、他の多くのアフリカ諸国と違い、首都のアジスアベバは公共インフラの整備が遅れていました。

それが21世紀になり中国資本によって急速にインフラが建設され、今は中国の都市と見まがうような高層ビルが建ち、鉄道が走り、高速道路が整備されています。

このようなインフラ整備は中国に対する借金で賄われていますが、現状、エチオピアではその額は欧米諸国や中東諸国に対して負っている借金の額よりも少なく、借金苦に追いやる要因とはなっていないようです。

が、このまま増え続けると問題が顕在化する危険性も指摘されています。中国とアフリカ諸国の貿易は極端に中国の輸出超過になっているためです。

しかし、欧米諸国の支援はこういう種類のインフラ整備には向かわなかったため、エチオピアを含む多くのアフリカ諸国は中国の投資を歓迎しているようです。

今年初め、フランスのルモンド紙が、アフリカ連合の中国製情報システムを通して中国がスパイ活動をしていると報道して、中国とアフリカ連合がそれを否定するということがありました。

欧米諸国は中国製情報システムに警戒を強めていて、アフリカ諸国の中国依存に別の意味でも警戒しているようです。

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