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15年同じバイクに乗って思うこと

僕がバイクに乗り始めて、25年以上が経つ。

いろいろ乗り換えて(といっても数台だが)、
今のバイク、スポーツスター(XL1200R)に乗りはじめたのが2005年3月だった。

今年で15年。
来年には8回目の車検だ。
ハーレーの中でも小排気量のスポーツスターに乗り続けている。

新車で買って沢山の部品を替え、
様々なトラブルに遭い、何万キロも旅をしてきた。

今は家庭の事情もありなかなか乗ることはできないが、
片時も忘れない僕の相棒でありつづけている。

スポーツスター、特殊な車種だと思う。
ハーレーダビッドソン社のラインナップでは小排気量車でありながら、
スポーツの名を冠し、1950年代からの歴史を持つ。
バイクに乗らない人からは「ハーレー?」なんて聞かれることもしばしば。

とても極端なバイクかもしれない。
スポーツスターに乗る人は、2種類のパターンの人が多い。
一つは小排気量のハーレーとして乗る人。
もう一つは、「スポーツスター」として乗る人。
(もちろん、合わなくて他のバイクに乗る人もいるけどね)

最初のパターンの人は、そのうちビッグツイン(スポーツスター等以外のハーレー)に
乗り換える人が多い。
次のパターンの人は、ビッグツインには乗り換えない。
乗り換えるとしても同じスポーツスターか、テイストの同じ他のメーカ。
スポーツスターとして、バイクと向き合って突き詰めていく人が多い印象。

そんなスポーツスターに跨がって15年。
同じバイクに15年も乗っていると、自然と詳しくなる。
あの辺が弱いとか、この部品は純正じゃないと駄目だとか、そろそろこの辺替えないと駄目とか。
トラブルに遭ってわかったり、洗車しているときに見つけたり。
サービスマニュアルをぱらぱらめくって、今度のメンテナンス箇所に目星をつけたりする。

人に誇れるほど詳しくはないが、これまでのノウハウは何らかの形で残しておきたい。
自分のためでもあるし、だんだん乗る人が少なくなるちょい古バイクのオーナーのためでもある。

今はこのあたりのちょい古バイクについて情報が得にくくなっている。
以前、特に僕が乗り始めた頃とは事情が変わってきている。

2005年は、ハーレーブームの真っ盛り。
雑誌も沢山あり、乗り始めた人は皆blogをやり、
mixi(!!)で情報交換をしていて、自分の車種に関する情報は溢れていた。

2000年代は比較的オープンに発信されていた情報が、だんだん発信されなくなった。
ブログブームの終わりや、バイク自体から離れる人も多いことが原因かもしれない。

今はすぐに情報が流れてしまうtwitterやInstagramが主流で、
情報自体の濃度が薄まっている気がする。
自分が本当に知りたい情報が薄く大量にある情報に埋もれて出てこない。

こんな情勢だから、何か変わった形で情報を発信してみたくなった。
さて、どんな方法で発信していくのが良いのかな。

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