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何年、続く?

野菜の出荷先
野菜の品種

これらはよく言われますが10年続かないと

ホントに、そうなのか私でお話ししたいと思います

先ずは品種
10年前と変わっていない物

ナス--千両二号、
これだけしか無い

ズッキーニがいい見本
最初はダイナーで作る
イマイチな感があった
翌年からトキタ種苗のネロに変わる
黄色のズッキーニも同じくトキタのジャッロに
昨年、緑色はトキタのパワーに変わる
黄色はジャッロのまま
ダイナーから1年で変わる
ネロから6年で変わる
今のパワーは2年目
特に問題は無し、今のところ

ジャガイモは赤色のを作ってます
昨年まで8年間、アンデスレッド
今年から紅アカリへ変わる
面白いのは男爵
最初に男爵
3年後にピルカへ
翌年から再び男爵
翌年からキタアカリ
今年から再再登場の男爵

カボチャはずっと9年間、九重栗一途
今年は種が手に入らずに栗みやこへ

ざっと、こんな感じ
他にもキャベツ、レタス、ブロッコリー、ほうれん草でもほぼ同じ
大体5年サイクル

何故でしょうか?

簡単な答えは気象状況
ここ最近は春が異常に暑い
なので、ここ2、3年で変えた気がする
野菜作りを始めた10年前は春はこんなに暑くなかった
今まで通りだと暑さに耐えられない
仕方なく品種を変える
しかし今後も分からない
暑いのが続くと、やがて当たり前になる
そうすると種苗会社は品種改良をする
同じ名前の品種でも数年前と今とでは中身が違う
例えば冷蔵庫に数年前の種があったとして使えないだろう
数年前だと元々、使えない確率の方が高いが・・・
それだけ気象状況は野菜に酷だ!

種は大雑把だがこんな感じ

続いて出火先

最初はJA出し
3年後に直売所メインに
それから3年は同じ
翌年から百貨店出しが始まる
そして地元に道の駅が出来た
そこが加わる
翌年からスーパー出しが加わる
2箇所の直売所出しを終わらせる
ネット販売もスタートする
翌年からもう一件、スーパー出しが加わる
百貨店出しを止める

それから3年後が今現在

これもいつまで続くか

理由!
単に売れづらいから辞めたのが直売所の2箇所
売れないに加えて遠かった
百貨店は1人でワンコーナーを占有していたのだが、これもまた遠かった
と同時にお店側も違う人を探していた感じがした
自然消滅的な感じ
私の去った後も、2人が入ったようだ
今は2人目が続けてるとか?

大まかな理由ではあるが新陳代謝的な感じがする
今現在で1番長いのが道の駅
出来てからずっとだ
今後はやはり分からない
新しい道の駅建設の噂もある
そこが出来たら影響はあるだろう?
生産者も流れると予想されている

何となくだが直売所は相性があると思う
それは働いてる従業員や、生産者との関わりの性格的なものです
これは仕方ない

後は前述の新陳代謝
大手のスーパーほど、これをやる気がする

案外と同じ所へは出してない
友人の場合は直売所が無くなるという事もあった

友人、知人の話を聞きてみても10年続くのは稀だそうだ
そう考えるとJAはホントは凄い
何十年も同じ生産者を支えてる
私はJA出しを辞めたが特に大きな理由はない
悪く言う人も沢山居るがホントは凄いと思っている
ひとつ確実に言える事は決して悪くない
勿論の事、金融などに手を出さずに、しっかりと営農をやれとは言いたいが(笑)

やっぱり案外、難しいとは思ってるが未来永劫、宜しくお願いします!

都合が良すぎるが!!

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