大腸がんとのたたかい 2023-10-24
◎今後の家族運営
自分は良いが残されたものにかける迷惑、不安を解消して行く必要あり。抗がん剤治療の必要性についてネガティブな発言をしていると突然かみさんが涙ぐむ。想定していた老後の生活が大狂い。そりゃそうだね。
元気に退職して老後を楽しむプランが崩壊してしまった。
かみさんを扶養に戻す必要があるのか再確認。130万円の壁(交通費含む)を超えると国民健康保険に加入する必要あり。103万円の壁(交通費含まず、月平均もあるので注意)を超えると税法上扶養から外れる。
コロナ禍以降最新の働き方、所得により適切に切り替えましょうと話す。
マンションの管理資料などを家族で情報共有するシステムにする。
◎治療方針の確定
本日の外来で先生と今後の治療方針を決定した。外科の先生と化学療法についてお話をするとは知らなかったので少々驚きがあったが、この日で大きく進捗があったと言える。
やはり他院からブロック入手が難しい。今後適用出来る治療を色々検討するには当院でブロックを入手することが無難。そこで内視鏡再検査をすることになった。(10/27金の午後)大腸検査は沢山の薬があり、どう組み合わせるか、遺伝子検査による確認が必要とのことです。もちろん使わない選択もあり。
化学療法そのものを行わない選択もあるが余命に影響ある事象と釘を刺される。
化学療法についての説明は予備知識ゼロのためしっかりと把握できない汗。簡単に小生の解釈、選択を書き残します。
ベースとなる基本薬は2種類あるらしくAは手足の痺れが主な副作用、Bは脱毛などが副作用。薬に関しては一般的なAを選択。
投薬法については錠剤は3週間サイクル、点滴は2週間サイクル。これは効率的に投与が出来、この後遺伝子検査の結果を反映した薬を出しても投薬サイクルが変わらない、勿論CVポート設置しているので点滴と言うことになりました。
私が取り敢えず選択したものはフォルフォクス治療と言うものになるそうです。
投薬日は月火のいずれかになりますが、火曜日を選択。週の始めの月曜日は仕事が忙しそうなことに加えて、ハッピーマンデー法で病院が休院で思うように治療が進まないことも考慮するとベターかな。
ではいつから始めますか?と言うことで先延ばししても仕方がないので10/31火曜いよいよ抗がん剤治療開始。
それと採血して、本当に肝炎が無いかもう一度調査をすることになりました。
この後、時間が空くのでかみさんと銀行に行って定期預金の解約、昼飯にスパイシーモスチーズバーガーを食べる。美味い。
小生一人病院へ戻り化学療法のオリエンテーションを受ける。薬剤師さんから細かい副作用に関する説明。必ず副作用はありますの強い説明が堪えます。手足が痺れる、味覚が無くなり食欲不振になる方も多い。但し吐き気はほぼ無い。皮膚の保湿が大事。血液を作る能力が落ちるのでサイクル後半は感染症に気を付ける、何か異常があれば病院へ連絡の説明を受けました。
今度は看護師さんからより具体的な治療に関する説明。投薬当日は8時半開院と同時に採血して、外科外来で投薬OKの診断を受けてから投薬開始。抗がん剤の前に吐き気止めなどを行うので10時ごろから開始して3時間程度、院内で点滴をする。最後に46時間の薬を可搬可能なポンプを肩からぶら下げて帰宅出来るとのこと。13時過ぎから投薬が始まるので木曜日の午後針を抜くことになります。最初は病院で針の抜き方、抜いた後の処理を覚えて貰い、何は通院せずとも針を抜く作業は自分で出来るようになるとのことでした。
ざっくりの化学療法のコストですが、基本的なフォルフォックスは3万円/回×2回/月=6万円。遺伝子治療のお薬は効果や期間が伸びる効果が期待されるそうだがコストはフォルフォックスの倍なので12万円、フォルフォックスと合わせると18万円/月!こうなると高額医療控除が発動されることになると思われる。ここは追々相談しましょうとなりました。
最後に点滴中に使えるベッドやソファーを見せて貰います。パーテーションで仕切られ、Wi-Fiが使えるのでちょっとしたことなら出来そう。読書か動画鑑賞などで時間を潰すことになりそう。
会計前にもう一仕事。保険会社に提出するための診断書をホームページからダウンロードし印刷して来ました。こちらが何と7700円。高いですが書いてもらうより仕方ありません。2〜3週間かかるそうです。
最後に会計精算。先日のCVポート設置手術入院費などを含み11万。これは家計にこたえますなぁ。
帰りは最寄駅まで歩いて帰るルートや時間を確認してみた。健常であれば普通に散歩コース。果たしてどの程度、この道を歩くことになるのでしょうか?
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