大腸がんとのたたかい 2023-10-10
朝は昨日からの雨が残っていた
朝飯にメレンゲを泡立てフワフワ卵かけご飯
昨日の江ノ島散策動画を編集
リビングでテレビを見続けながらサークルのアクセサリー製作をしている次女
昨日雨で身体を動かさなかった所、寒気にお腹が痛くなったので、今日は元気出さなきゃと散歩に出かける
想定外の良い天気
近所の神社で参拝後、公園を歩く
ベンチに座って読書するおじいさんを見て自分の老後を重ね合わせる
汗が止まらないので早々に引き上げる
着替えて蕎麦を食べて病院へ向かう
今日もかみさんの運転。道すがらそれとなく今後の会話。転移が無く癌摘出手術の日程が決まるのが本日の最良のシナリオ。だが先日採取した細胞の検査結果が10月16日以降と言われている。それより早まる可能性は無いのでは?止まりの会話
地下駐車場へ停め、エスカレーターで1階に上がり自動受付機を通して、外科窓口で我々の順番を待つ。大腸内視鏡のCD-ROMを返却してもらう
待機番号が変わり、いよいよかみさんと入室、先生の診断を聞く
・内視鏡検査
大腸のS状結腸に癌があり、通り道が狭まっているのは先日の通り、更に上流にも大きいポリープがあるが、これは現時点では問題無さそう。
・血液検査
貧血の症状あり
肝機能に問題ありの数字
腫瘍マーカーの値が高い→癌の可能性が高い
・CTスキャン
肝臓にグレーの部分が多発
多発する乏血性腫瘤→多発肝転移と診断
肝臓の入口には動脈、静脈、門脈の3本の血管があり、腫瘍は門脈に近接しており、外科手術による摘出は難しいとのカンファレンス結果
肺にも何処にもつながらない影が映っており腫瘍がありそう
これ単独であれば切除出来ない訳では無い
・今後の治療方針
CASE0
大腸がんからの多発性肝転移、ステージ4の何も治療しない場合の生存率は8か月
CASE1
大腸を切除する前に抗がん剤治療に入る
体力的にある内に抗がん剤治療、完治は難しく目的は延命化。2〜5年の猶予が与えられる
CVポートを付けて入院は回避出来るが、二日かけての投薬をニ週間間隔などの抗がん剤治療。
完治を目指すのでは無く延命が目的
エンドレス 特に期間は無い
補助金無しで年間600万円→3割自己負担
小さくなれば切除出来る可能性もある?
抗がん剤治療で2〜5年の生存率に、終活の期間が得られる可能性がある
CASE2
外科手術は合併症を発症するリスクがあり、抗がん剤治療が遅れる
転移した癌を叩く必要があるので、手術に加えて抗がん剤治療が必要だが、術後の状況次第では抗がん剤を使えなくなる可能性もある
サンプルのブロックをSKST先生から提供してもらえるか相談してもらう
ダメなら内視鏡検査を再度実施 負担がかかるので回避出来るなら回避したい
さすがに肝臓、肺にも転移している最悪の状況は想定外であったため、死を覚悟していると口にはしているが動揺していた模様。
先生から渡された持ち出し厳禁のファイルを鞄にしまってしまい、そこに次の手続きを行う手順が示されていたのだが、全く気付かず本来、入院支援センターに立ち寄るべき所、パスして精算して帰宅してしまった。自宅に戻ってから持ち出し厳禁のファイルを持ち帰ってしまったこと、また挟んである書類に入院支援センターに立ち寄ってから計算、会計となる流れであることに気付く。慌ててかみさんと一緒に病院へ戻ったのだが遅い時間になってしまった。エスカレーターは停止中。エレベーターで入院支援センターに向かう。この時間でも入院支援センターには患者若しくは関係者が窓口に訪れていた。順番を待って必要最低限の書類を受領し、この日は時間が無くなってしまったため、月曜日に再度説明を受ける予約手続きをした。
さすがに転移の話は家族にもこたえた様子。長女は仕事から帰宅後、この話を聞きポロポロ涙をこぼしていた。かみさんとの会話も医療費を確保する方法やかみさんの今後の生活が変わってしまう可能性についての会話があり、周囲にかける迷惑の大きさに申し訳ない気持ちになった。
実家の父親にも電話をして、現在の状況を説明した。もちろん驚いている様子、母親や弟も心配しているLINEをくれた。既に自分の人生に十分満足しているので延命措置は選択しないと言っていたが、周囲への影響を考えると軽はずみなことを言うのも良く無い気持ちが大きくなってしまったことも事実。関係者の気持ちが落ち込み過ぎないように、小生自身は出来るだけ涼しく、明るく人と対峙しようと思っている。
闘病記002 今後の治療方針について S状結腸癌から多発肝転移
https://youtu.be/axPKNLFFSq4
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