大腸がんとのたたかい 2023-12-03
抗がん剤治療3クール目
色んなことが2週間置きに繰り返される生活
投薬後の1週間はテンション下がる期間
火曜日から木曜日はポンプをぶら下げているので行動が大きく制限される
一番ひどい副作用は指先の冷感刺激
スマホに触りたくない、水で手を洗いたくない、蜜柑の皮も剥きたくない
白い綿手袋をして刺激を抑制しなければ日常生活を送れない
これは想像以上に辛い…
針を抜く木曜日から土曜日ごろ迄は吐き気もあり、食欲が無くなる
口の中まで痺れている感じで、味の濃い汁気あるもの以外食べたく無くなる
気持ち悪いのが体重がこの期間に一気に落ちる
そんなジメっとした1週間を少しでも気分を上げるために、在宅勤務の環境をガッツリ整えた
家の中どこでも仕事ができるよう移動式の机を購入
折り畳み式の昇降できる机で圧倒的に腰痛に優しく、副作用による倦怠感が強い時の退屈な会議には有効
机が狭くなったので以前から興味があったトラックボール購入。とにかくマウス操作とは違う感覚を手に馴染ませることを始めた
それと部屋を暖める対策。絨毯を敷いて電気毛布ブランケットを掛けて仕事する
日陰の部屋でもだいぶ快適に過ごせるようにした
最後に大活躍しているKindle fire hd 8 plusの活用方法を紹介しておく
基本的には指先での操作がしたく無いのでAlexaに命令しまくる
Spotifyも再生出来るようになったが、使えるコマンドが限られており、おとなしくAmazonミュージックを再生する
会社から音声コールや電話が来たら、「Alexa音楽止めて」と一声かけてから通話に出る
iPhoneのSiriはガードが固く画面ロック解除から始まるのが面倒くさいし、融通が効かない
必ず指先を使わされる印象しか無い
圧倒的にAlexaの方がボイスコマンドだけで色々操作出来る
また外来の際病院に持ち込んだのだが、画面の大きさ、バッテリーの持ち、microSDカードも挿せるのでコンテンツも豊富
安いくせに何でも出来るハイコスパ端末であることを再確認
WEBでGoogle play storeをインストールする方法を勉強し(FIRE OSのバージョンチェックと手順さえ守れば良さそう)
お絵描きアプリのibis Paint Xをインストール
電子お絵描きの楽しさも再認識。スタイラスペンも購入し、お絵描きを楽しんだ
自分が熱中出来る楽しいこと、悦べることをするのが人生一番
MacBook Airを日常的に持ち歩くことはしないがKindle fire hd なら十分持ち歩けるし、複数人で画面を共有することも簡単だ
最後に今週の呪術廻戦で釘崎野薔薇が放った台詞が心に刺さる。幼い頃の記憶が走馬灯のように蘇り
「悪くなかった」と
自分も最後の一言は悪くなかったと感想を述べたいと強く思う
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