永青文庫「中国陶磁の色彩 ―2000 年のいろどり―」

永青文庫の「中国陶磁の色彩 ―2000 年のいろどり―」見に行ってきました。https://www.eiseibunko.com/

わたしは対話型アート鑑賞のイベントに参加したことをきっかけに、アートを起点にゆるくつながるサークルに参加してまして、メンバーでで永青文庫を見に行ってまいりました。
ほんとにアートには詳しくなく、中国陶磁にも興味はなかったのですが、誰かと行けば楽しいし、永青文庫のお隣の江戸川橋庭園が好きなので、お出かけしてきました。

「ホワイトデーのお返しの品にするとしたら?」「ご飯を食べるとしたら?」というプチテーマで皆で展示品を見て、後でシェアをすることをしました。

「このカラフルな大皿にはソーメンが映える」「この花瓶は白くて使えそう」「邪魔にならず実用的」「この大きさが火鉢にちょうど良い」みたいな自由な対話を行いました。私は黒くて、器の中がちょっと青く光るお茶碗?がお気に入りでした。

私は、色と質感にいつも心を奪われがちですが、他の人は「色合い(コントラスト)」「形(決まった形じゃなくて、左右非対称にボコッとしている」など別の視点で作品を見ていて、自分の見てなかったところをよく見てんだなーと面白かったです。

自分とは縁遠い展示会こそ、誰かと面白がりながら対話するのって大事ですね。本物だからこそ、よりよく見ようとする気がするし、見てて飽きない気もしますし、なんか学んだ気持ちになる。

帰り道、主催者の方とファシリテーションについて話していたところ、部活のプロセス設計もちゃんと考えてるらしいです。いつも、部活がゆったりと、ゆるく、楽しい感じだったので、主催の人も「楽しかったら良いんだよー」マインドでいるのかと思いきや、ファシリの手法、設計についてはちょっと厳しかった・・。なので、設計してるぜ!感がなく、ただ楽しくゆるい場を作れるファシリの力に感銘を覚えました。楽しみながらファシリスキルを盗んでいきたいです!

あと、江戸川橋庭園は無料で入れるので、ほんとにおすすめです。
細川家の方が永青文庫を設立し、庭園も開放してくれており、なんとも雅な体験がお手軽にできることはありがたい・・。

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