超初心者だからこそ覚えておきたいギターの事1

さてさて、覚えましたか?

何を?という方は、先ず前の記事をど~~~ぞ!!!

アルファベット表記のCDEFGABCですが、Dの次は?

Eですね。

Gの次は?

Aです。

では、Gの前は?

Fですよ~~~。

あれ?A...。と、思ってしまった人も居るのでは?

そんなことは無いという人は大丈夫ですが、意外とレッスンしていると、パッと出て来ない人が多いのですよ。

では、少し前に進みます。

画像1

ネット上にあったフリー画像に、少し付け加えた物なので、ここでは、#は気にしなくて良いです。

鍵盤を見て貰えると解るように...。

EとF、そしてBとCの間には音がありませんよね?

黒鍵がありません。

なので、前回にお知らせした、EとF、BとCは仲が良いという内容に繋がります。

この隣同士の音の感覚を「半音」と呼ばれています。

では、黒鍵が間に入る関係は?

全音と呼ばれています。(一音と説明する人もいますが、同じ事です。)

では、これを、ギターに置き換えてみると...。

例えば、6弦だと、B音は7フレットにあります。

なので、C音は???

そう!8フレットにあるという事です。

ここまで良いですか?

では、EF BC以外は?

お気づきの人は解っちゃいましたね。

そう!

1フレットあけて次のフレットが全音間隔になります。

6弦でGは、3フレットにありますので、Aの位置は???

そうです。

5フレットという事になります。

そこで、もう少しだけ進みます。

ピアノの鍵盤図を見ながら、CDEFGABCって、どういう間隔になっているでしょうか?

CからDは全音、DからEも全音、EからFは半音~~~~。

と、並べていくと...。

全全半全全全半

と並んでいます。

これ、非常に重要なのです。これをちゃんと覚えているかどうかで、ギターの演奏の質が変わって来ます。

絶対に覚えるべき事の一つだと思っています。

確かに、押さえて弾けば音はなりますが、解って弾くのと、そうではないのでは、雲泥の差が出て来ますので、折角なので覚えてしまいましょう。

全全半全全全半

ぜんぜんはんぜんぜんぜんはん

呪文の様に繰り返して覚えましょう!!!

もう、覚えましたね?

はい!

これで、メジャースケールを覚えた事になります。

実は、ギターって、凄く便利な性質があります。

それは、一つ覚えたら、その間隔のまま、弾き始める場所を変えるだけで、違うKEYのスケール(正式には違うけど、弾いて良い音とか音痴にならない音と今は思っていてください。)が弾けてしまうのです。

なので、先に、ギターの指板上の音を覚えていると、かな~~~り有利なのです。

コードを押さえる時も同様です。

指板上の音を知っているかいないかで、かな~~り差が付きます。

これは、慣れしかありませんが、指板上の音列の特徴を生かして覚えて下さいね。

例えば、6弦と1弦は同じEにチューニングしていますので、同じフレットで同じ音です。

ギターの奏法で出て来ますが、オクターブ奏法というのがあります。

それを逆利用すると(オクターブ奏法をしていないにも関わらず)覚えられます。

例えば、6弦3フレットのG音ですが、4弦の5フレットにもG音があります。

同様に、5弦3フレットのC音に関しては、3弦5フレットにあります。

気を付けなければいけないのは、4弦と2弦の時です。チューニングの仕方の関係で、もう1フレット広がります。

なので、例えば、4弦3フレットのF音は(逆から見ると6弦1フレットにもF音がありますよ!)、2弦6フレットにF音があります。

色んな所で、先ずは♯を考えずに全て位置を覚えてしまいましょう。

覚えた個所が基本中の基本になります。

中級者のギターテクニックを持ちながら、コピーしかやった事がないとか、ドレミファソラシドも弾けないという人は、万が一、演奏中に弦が切れたら、全く対応出来ませんし、コピーした曲のみしか弾けません。

何となく感覚で弾いているテクニックの持ち主も、必ず音痴な音を出してしまいます。要は、ミスをする確率が高いのです。

ところが、最初に基礎の基礎をしっかりとやっていれば、「弾いてはいけない音」や、「他の弦での同じ音」や、「他のポジションでの音の間隔」が、解っているので、かな~~~りミスをする事が少なくなるのです。

それに、自分でアドリブ演奏や作曲まで出来るようになります。

どちらが良いでしょうか?

全く応用が利かない弾けるだけの姿に将来なるのか、それともギターの仕組みや音列を理解して、一曲コピーする度に、自分のネタが増えて他の曲にも応用出来たりする自分が良いのかです。

前者なら、このnoteは必要ないですよ。

市販の間違った表記をしているタブ譜をコピーして、「この曲が弾ける!」で、良いのではないでしょうか?

いや、それは嫌だなと思った人は、覚えるしかありません。

しかも、全く難しくありません。

面倒かもしれませんが、圧倒的な差が出来ますので、楽しみながら覚えて下さいね。

さて、では、最後に宿題です。

今度は、ドレミファソラシド、ドシラドファミレド、CDEFGABC 、CBAGFEDC の中で、一個飛ばしで覚えて下さい。

ドミソシ レファラド ミソシレ ファラドミ ソシレファ ラドミソ シレファラ

です。

これをアルファベットに変換して覚えて下さいね~~~。

日本語表記のハニホヘトイロハは、やらなくて良いです。

約30年越えのギター人生で、出て来たことが一度もありませんので!!!(笑)

では、次回まで、覚えておいて下さいね~~~。

ドミソシは、CEGBですよ~~~。

ではでは♪

覚える事は覚えましょう!!!

覚えてからギターを弾くと、全く違う世界が見えますよ♪


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