希望

ゆみこちゃんと同じ飛行機だった。
サマキャンから4年も経って、その時の彼女の幼い可愛さが、大人の愛嬌さに変わりつつある。そして、依然と誇り高く、棘のある薔薇のように、

彼女は私にとって一体どういう存在なんだろうっと時々思うことがある。彼女よりも可愛い女性は数え切れないほどあるが、彼女の誘惑には勝らない。それは多分近ずけたいが、近づけれないことに魅力を感じているのかもしれない。もしくは、いつかはこの困難を乗り越えれるという期待可能な状態が好きかもしれない。

この意義のない世界で、希望を見いだしている存在だ。
夢が叶うかどうかは重要でない。重要なのは夢を持つことだ。

羽田空港 滑走路にて

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