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2023年豊洲市場マグロ初競り価格【追記あり】

2023年のマグロ初競りは、やま幸・おのでらグループが、青森県大間産212kgを3604万円で競り落としました。

落札価格としては、2000年以降7番目、kg単価でみると6番目です。2000年以降の価格の推移は下記のとおり。

(築地・豊洲マグロ初競り最高落札価格の推移)

kg単価が高いということは、それだけ良いマグロだったということでしょう。
下の図は、落札マグロの単価とその重量の散布図。前年からいきなり3倍、1000万円の大台を超えた2013年、豊洲移転で超バブル価格となった2019年、その名残りのあった2020年が異常値ともいえることがよくわかりますが、今年(2023年)はわずかにバブルっぽ感じもあるので、激しく競った結果という見方が正しいのかもしれません。

(初競りマグロkg単価の変遷)

埼玉県のスーパー「ベルク」は庶民的なお店。落札できていたら、われわれも手の届く可能性がありましたが、その願いは叶いませんでした。

【追記】
下記の記事にあるように、今年は「完全予約制の寿司食べ放題店「有楽町かきだ」と「みこ寿司」、仲卸「山治」による連合チーム」が3392万円まで競った結果のようです。

一方、すしざんまい木村社長は、「207~208kgの一番いい大間のマグロ」を競り落としたようです(一番マグロは212kg)。

ちなみに今年の一番マグロは、3年連続、直近10年間で5度、通算7度目の青森県・大間の「第56新栄丸」竹内正弘船長だそうです。


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