人生初のリゾートバイトに行ったけど

画像1 人生初のリゾートバイトに行きました。場所は由布院。由布院の賑わってる所にある旅館がバイト先。その旅館が所有している寮に住み込みでお世話になるというもの。かなり緊張もありながら楽しみでもあり、到着初日は寮へ案内してもらった。写真はわかりづらいかも知れないけど、かなり人が多い。外国人の方が6割くらいかな。
画像2 これが寮。左下にある扉が僕が泊まらなくてはいけない部屋の扉。うん、ヤバそう、、。タイの田舎か?と思ったくらい。案内してくれた寮のお爺さんは「ほぅ〜ほぅ〜」と別にそんなに悪くないねと言わんばかりの反応。知り合いだったら即帰宅してた。まぁ知り合いだったらこんな所に住めなんて言わないけど。
画像3 玄関。しばらく使ってなくて湿った臭い匂い。床はミシミシと音が鳴るし扉は開けにくい。今のところ最悪。
画像4 和室。一見悪くないように見えるが畳もかなり汚れているし、少し寒気すらした。押し入れにはいつ使ったか分からないような布団やガラクタが押し詰められていた。
画像5 和室の真ん中にでかい姿見。怖すぎる。こんなところに置くなよ。端っことかに置いてくれよ。押し入れの状態とこの鏡を見ると冗談抜きで人が死んでるんじゃないかと思った。
画像6 トイレ。湿った臭さがあるだけで特に問題はなかった。これまでが不気味だったから勘繰ってしまったけど、よかった。
画像7 台所。見てわかるように床が汚い。ベタベタする。冷蔵庫を開けてみると、Gが出てきた。まぁ1匹程度はタイでも出てくる。見慣れている。絶対にこの冷蔵庫は使わないと決めたけど。その上の電子レンジは怖すぎて開けられなかった。それが、正解かな。
画像8 温泉。この寮に来る前に、お部屋の近くに温泉があるので利用可能ですと伝えられていた。温泉大好きだから楽しみにしていたが、その温泉とやらがこの写真。まぁヤバい。誰がどうやってこれを温泉と呼んだのか。脱衣所なんてあるわけもなく。ただここまではまだ始まりに過ぎなくて、寝室が本番。
画像9 写りが悪いけど、ここが寝室。机にパイプ椅子。マットレスがある。なんでパイプ椅子なのかは謎。とりあえず部屋を見渡すとGを2匹発見。大人になる前の成虫くらいのサイズ。うわぁ〜と思いながらとりあえず抹殺する。もちろんマットレスもかなり汚い。この状態では寝られないので少しでも寝やすいようにと買い出しに行って戻ってきて、荷物を置いて、夕食に行った。夕食から戻って荷物の入った袋を見るとGが中に入っている。殺虫剤を持ってなかったから一つ一つ抹殺しなくちゃいけない。キツすぎる。この時点で4匹は出てきた。
画像10 次はカーテン。2匹出てきた。部屋の角には産まれたばかり程の小さいのが複数。そしてマットレス。動かしてみると3匹程ザッ!っと出てきた。とんでもない部屋で生活するのか。次の日は軽く作業が入ったから寝なくてはいけないが、全てのものがGに見えてしまい寝付けない。電気なんて消したらどこにいるか見えなくなってしまうから、消せない。少しうとうとしてると足にサワサワっと気配がする。Gが登ってきて、慌てて目が覚めて、すぐさまティッシュを取って抹殺。ダメだこれは。トドメを刺された気分。
画像11 寝れずに作業に行き、賄いをもらって寮に着いたが、家の中で食べようとはならず外で食事。新しいバイトに対するストレス、慣れない場所でのストレス、生活環境が酷過ぎるストレスで2時間かけても食べきれなかった。色んな人にLINEすると、今すぐ出て行くべき。逆によく一泊したね。って言われた。既に脚が赤みがかっていて、痒みもあった。新しい旅館の人は優しく、新しいバイトを楽しみにしてこっちへ来たのに寮の環境がキツ過ぎて悔しくて泣いてしまった。
画像12 結局、初めてのリゾートバイト由布院は1日で終わった。たぶん今回の寮はかなりレアなケースだと思う。たまたま運がなくてそこに当たったんだと思う。だけど、しばらく由布院には来ないかな。思い出すだけで痒くなる。 蜂の巣があったり、台所の状態、駐車場と寮の距離とか、ここに書いてない不便なこと、ここに住む必要がないことはまだある。とりあえず早く決断できてよかった。

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