思考メモVol.1[建築保護]
今回から始める「思考メモシリーズ」では、あまり考えがまとまっていない知識・思考の断片を今後のインスピレーションのために殴り書きする。
初回は建築保護について、、、
・文化財やランドマークは、歴史上の「作品」として同じ姿・用途のまま保護されるのが良い。
・時代の流行に乗って生き残るためには、形や用途の変化が求められる。
・住居として使われていた日本家屋を古民家カフェとして再利用したり、使われなくなった教会を図書館に改装するのは良い例。
・リノベーションは歴史を未来につないでいくための転換点となり得る。
・それまでの歴史を一新して0から建築を作り直すのは、よほどの欠陥住宅か、公共建築やインフラ整備のための立ち退きでない限り即決するのはリスクが高いと思う。特に新品にこだわる必要がないのなら、先人の思いを尊重して再利用する方が文化や伝統を守るという意味でもプラスに働くと思う。
・一般的な建築に象徴的な付加価値を求めた結果、時代の変化に適応できずに廃れて解体されてしまう建築も多いかもしれない。
・ランドマークは歴史の一点として存在/保護されているが、その他大多数の建築は更地で会った期間も含め、歴史を今もなおずっと作り続けている生命体とも言えるかもしれない。
(2020/6/14)
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