抗がん剤治療11日目

最近、メンタルやられすぎて体調のことを全く書いていなかった。

抗がん剤投与が終了してから、食欲不振は解消され、発熱もない、安定した状態が継続しております。

ただ、当たり前ながら血球減少は顕著に出てて、今日血小板の輸血をして頂きました。白血球数も今日か明日でどん底になりそう。メンタルの次は白血球数がどん底になるのか、忙しい。

ただ、ヘモグロビンの値がずっと抗がん剤投与前と同じ値を保ってる。前まではガンガン下がって貧血頭クラクラになってたのに。不思議。

さてさて、インターネットから得た情報を鵜吞みにするなとお医者さんや家族からやんわりとご指摘を頂いたので、血液系疾患に関する本を買って頂き、これを読むことにしました。

主治医の先生も「懐かしい~」と仰ってたくらいだから、それなりにちゃんとした本なんだろう。

そうして読み進めるうちに、移植前処置のページに辿り着いた。




いや、やっぱり怖いわ。こわっ。

「化学療法の場合、造血能力が回復する量の抗がん剤しか投与できませんが、移植前処置の場合はその制限がありません!故により大量の抗がん剤投与できます!これによりさらに白血病細胞を凹せます!」

みたいな文章が可愛い絵と共に書いてあるんですよ。

今までの抗がん剤治療でヒイヒイ言ってた自分が、こんな処置に耐えられるのか、と思ったけど抗がん剤の投与量と副作用の強さは必ずしも比例する訳では無いのか。結局の所やってみな分からんのか。

こんな時こそ頭だけは冷静にさせなければ。
正しい情報を正しく解釈して正しく自分に適用する。
それにしてもやっぱり前処置は怖い思うんやけどなぁ。

ただ、自分の身に降りかかっているだけあって脳への定着度合がすごい。
面白いぐらい頭にすーっと入ってく。大学の講義もこれぐらいスッと入ってくれたらいいのに。笑

入院生活、時間だけはちゃんとあるからしっかり活用していくぞ。
病んで4日間程無駄にしてしまった、もったいない。




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