抗がん剤治療36日目

手のひらがやばい。
手の上でキャンプファイヤーしてるぐらい、手のひらが熱くて、痛い。
皮膚科の先生に診てもらったら、「熱傷状態ですね。」って言われた。
別にやけどするぐらい熱いものを持ったわけでもないのに、やけどと同じような状態になるのが不思議。

朝はそこまで痛くなかったのに、11時ぐらいに手のひらにステロイドを塗りたくった後ぐらいから手のひらキャンプファイヤー状態になった。泣き叫んでたら(ガチ目に)看護師さんがカロナール持ってきてくれたけど、全く効果が無かった。

そんで悶え続けていたら皮膚科に呼ばれて、「なんか対処法教えてくれるのかな」と期待して行ったらまさかの皮膚生検。笑

あ、皮膚生検っていうのは皮膚に起こってる症状の原因を調べるために、局所麻酔かけて皮下組織を穴あけパンチみたいな器具(今回は直径3mm)でくり抜く検査のこと。

手のひらキャンプファイヤー状態で行って、これを言われた時のショックはかなりでかかった。しかも生検部位は1番強く症状が出ている手のひら。笑

キャンプファイヤー状態の手に穴を開けるとか訳分からなさすぎて、その場で生検を拒否ってしまった。笑

そのあと主治医の先生が来て、「生検しないと次の治療に進めないんです。。。」て言われて、点滴で痛み止めを事前に投与してもらって、結局生検を受けることになった。

どのくらい痛いのかだいぶ心配したけど、局所麻酔の時以外はほとんど痛みを感じずに終了した。ただ、麻酔をするときに看護師さんとお医者さんで腕をがっつり押さえつけられた時は、半泣きになった。

なんやかんやで生検も無事に終え、無事に次の治療も開始した。
十中八九GVHDだそうから、点滴と塗り薬のステロイド両方使って免疫抑制がっつりかけて、この症状を抑えていく作戦らしい。

あーあ、退院延長になっちまった。
まあ、GVHDが出なさすぎてもあれやし、これくらいなら受け入れておくか。

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