抗がん剤治療4日目

今日は、人生で初めて輸血をしてもらった。


抗がん剤は、自分の骨髄の中にある白血病細胞っていうタチ悪い細胞をボコボコにするたために使ってるんやけど、副作用で骨髄抑制っていう、正常な血液成分が作られにくくなるっていうことが起こるらしい。


だから、治療を続けていくと、正常な血液成分である白血球とか赤血球、血小板の数が少なくなってくる。


昨日と今日の採血結果から判断して、これ以上体の酸素運搬能力が下がるのはしんどいよね、っていうことで体内の赤血球を増やすために輸血してもらった。


そこから幸いなことに、頭のクラクラや目まいは大分おさまって、若干食欲も回復したっぽい感覚がした。普通にやりたいこともできる。嬉しいなぁ。


この時思ったのは、対応スピードの速さ。2日目に頭フラフラするしんどいきつい~叫んでたけど、4日目には採血結果から原因を突き止めて、それに対する対策をしっかり打って、実際にちゃんと効いてる、っていう。その期間僅か2日。お医者さんほんますごい。


多分、今まで抗がん剤治療を受けてきた方々の治療結果の蓄積が、この速さを可能にしてるんやろうなぁ、と思うとやっぱこの治療乗り越えた人ほんまにすごい。


患者側としても、お医者さんが打つ対策がしっかり自分に効くように、できる限り具体的に、定量的に自分の状態を伝えるのが大事なんやろうなぁと思う。けどこれが結構難しいんよなぁ。今まで隠してきた語彙力の低さが、笑


抗がん剤治療、最初の1週間が重要らしいから、少しでも体の変化を感じたら秒速で言うようにしよう。ちゃんと対策を打ってくれることに安心感を感じた1日でした。

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