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罪の森 2020年ver. 感想 episode.8~9

長田咲紀氏 主宰
『罪の森』
2020年春 VOICE DRAMA
2020年冬 朗読劇「ABYSS」
~episode.8~9~


各話の感想です☆
めたくそ長文で、ごめんなさい(((^^;)


「CV」→VOICE DRAMAキャスト
「act」→朗読劇キャスト


【episode.8 はじまり (無垢)】
サンダーソニア
CV・act:品川ともみ
ザクロ
CV・act:近野莉子
チューベローズ(朗読劇のみ)
act:椙山さと美

無垢の大罪人、少年サンダーソニア。
ただ、彼には、記憶が無い。
どんな罪を犯し、罪の森に来たのかも。

そして、ある日、森に一人の少女が、迷いこんでくる。
少女の名は、ザクロ。罪人ではない。人間だ。
ザクロは、森の中で倒れてしまい、
サンダーソニアに助けられる。

ザクロを森から助けだそうとするも、
「帰りたくない!」と、拒む。

あまりに強引なザクロに、困りながらも、
しばらく、ソニアの家で、匿うことに。


「良かった!これで、いいレポートが書けるわ」
怪しい笑みを浮かべるザクロ。


ザクロが森に来た真意は?
ソニアの過去とは?

といった物語。


ある意味、ストレリチアの過去を握るキーワード的存在でもある二人。


配信イベントでは、
ソニアの過去を匂わす場面があり、
(朗読劇でも、この場面が出てきましたが)

朗読劇では、チューベローズを加え、
さらに、ストレリチアの過去を匂わす場面が、ちらほら。

もう!!謎の小出しは、やめてくれ~!
気になりまくるやんかっ!(←笑)

ザクロ・ソニア・ストレリチアの3人の過去が暴かれない限り、
この罪の森は、終わらないと思っていいのかな?


そういえば、最初の春イベントの撮影会でも、
撮影会終了の挨拶で、
出演者全員が、ハケた後、
ザクロだけが残り
「良かった!これで、いいレポートが書けるわ。
皆さん、ありがとう!」と言って去るという、
思わせ振りな終わり方したんですよね。

この時点で、咲紀さんの頭ん中には、
続編(朗読or劇)への構想があったのかな?
(やるから、やらないかは別として)
なので、咲紀さんの頭ん中で、この先の構想もあるのかも?
ただ、、続編をやるかどうかは、
この先の、咲紀さんの役者としての応援、
罪の森への応援次第なのかなぁ~と、
以前に、「ファンの願望と実現(応援)」に関するとある方の呟きについて語ってたのを読んで、ふと思った次第。

だから、続編見たかったら、
咲紀さんの応援しまくらないといけないのかなぁと思ったりw


サンダーソニア役の品川ともみさん。
もう!ビジュアルから何から何まで、神秘的な方でした!
ボイスドラマ聴いた(買った)のは、
撮影会終了後だったので、
撮影会前に聴いてれば、
きっと、ともみさんの撮影チケット買ってた!
そこ、ちと後悔orz。・゜゜(ノД`)
あまりに綺麗で素敵な芝居するので(役柄のせいもあるかも?)、
他の舞台でも、観てみたいなと☆

ザクロ役の近野莉子さん。
奇遇にも、撮影会の翌月には、
別の推し劇団公演に出演するはずだった方。
その公演は、残念ながら中止になってしまったんですが。。

撮影会で、ちとお話させていただいたんですが、
とても、礼儀正しくて、しっかりした方で、
めちゃくちゃ好印象でした。
で、後にボイドラ聴いて、
「この子の芝居が観たい!」なって、
ボイドラや、配信イベント見て、好きなって、
今に至る的な💖
朗読劇では、ストレリチアと対峙する場面があり、
それが、すんごいかっこよかったというか、、
この子、やっぱり、すごい役者かも?!と思ったり☆
来年2月の出演舞台、観に行くので、楽しみです☆

もはや、推し💖💖


せめて、このお二人だけは、
ずーっと役替わりしないで、
ずーっとご出演し続けてほしいなぁ。。

この二人以外での罪の森は、観たくない!!


ところで、、
ボイドラの「被験体番号、、」のとこ、
ストーリーテラーが言ってたけど、
当初、ザクロのレポートかなぁと思ったけど、
朗読劇で、ザクロが両親に対しての吐露したの聞いて、
あれ、、もしかして、ザクロの母親が言ってる?なーんて妄想したけど。。
でも、大罪人を被験体呼びする(存在)のも、ちと気になる。





【episode.9 罪の戯れ】

ボイスドラマでは、
人間との定期治療会合(撮影会)の準備に勤しむ罪人3人、
ジニア・ダチュラ・タンジーの会話なのですが、
チラっと、それぞれの過去に触れたりもします。

ジニア「人の言うことばかりを、ただ聞いてました」
ダチュラ「認めてもらえる。誰かに否定されることもない」
タンジー「これでも、暗殺者なんだぜ!」


ボイスドラマでの、この3人の台詞が、
朗読劇の3人のスピンオフ(過去)に繋がるという。

ボイスドラマ聴いた方は、
3人各々のスピンオフ観ながら、
「あー!そういえば、そんなようなこと言ってたなぁ!」と、
思った方もいるのではないのでしょうか?


■ジニア
CV:能澤ゆかり/act:大下菜摘

朗読劇スピンオフは、
ボイドラ『罪の戯れ』での台詞
「人の言うことばかりを、ただ聞いてました」から、
始まる物語。

このジニアの過去、、めちゃ、えぐられましたよ。
なんせ、ほんのつい前までの私なんですから^^;
(いや、盗みはしてないよw)
まぁ、私は、(私に対する)陰口を聞いてしまった(見てしまった)ことで、
悶々として悩んで悩んでたら、
周りの助言(慰め)もあり、すっぱり縁切りましたけどね。
(あの時は、ありがとうございました☆)
でも、もしも、気づかなかったら、
ジニアみたいになるのかなぁと思ったり。
なーんて(* ̄∇ ̄)

それにしても、ちょいモヤっとしたのが、
ジニアが「お願いがあるんだけど、友達になって」に対しての、
カルミアの返事。
「なんだぁ!そんなこと?」
(この時の里紗さんの表情、冷たくて、ゾッとした(((^^;))
って、この時点で、
ジニアは、何で喜ぶん?と思った。
友達じゃない人の頼み聞いてたの?
盗みまでやらせてる相手に
「すでに友達でしょ?」じゃない時点で不思議に思わないの?
でも、普通、友達に盗み強要しないよなww
こん時の受け止め方で、
その人(優しさが嘘か真実か)の本心が見えたりしてw
まさか、そんな意図ではないよね?あはっ☆

ボイドラ・朗読劇ともに、
ジニアのスピンオフだけを見てると、
ラナンとの関係性が見えづらかったりするのだけど、
ラナンのスピンオフ(命の価値)と重ね合わせて見ると、
関係の深さが分かると思います。

能澤ゆかりさんの話し方は、
すっごく聴きやすくて、
言葉の一つ一つが、すんなり頭に入ってくるんですよね。
「罪の戯れ」の他に、
実咲さんがUPした、
「つみのにちじょう」のジニアもお気に入りで、
今でも、ちょくちょく聴いては、癒されてます☆
(実咲さん、ありがとうございます💖)

大下菜摘さんのジニア。
これほどに、ハマってたとは驚きでした!
菜摘さんのことは、他団体の1キャラしか見たことが無く、
そのキャラも、キラキラ天然女子wなので、
真逆なジニアが、どんな風になるのか予想もつかなくて。
蓋を開けてみれば、、納得!の一言!
能澤さんのジニアの雰囲気を残しつつ、
スピンオフでは、菜摘さんらしいジニアだったのではないかと。
むしろ、「人間」のジニアは、菜摘さんで良かったなぁと。

でも、もし、人間(菜摘さん)→罪人(ゆかりさん)の順番で見てたとしても、
「罪人のジニアは、ゆかりさんで良かった」と、
思うのでしょうね☆きっと☆

ところで、
ラナンキュラスに捕まった時のジニア(菜摘さん)、、
初日は、「喘ぎ声」
二日目は、「吐き気」
だったんですよねw
この時の里紗さんと菜摘、、
きっと幕裏で、いちゃわちゃしてたんだろうなぁ~と、
思ったら、尊い💖( ;∀;)


■ダチュラ
CV:山下実咲/act:平口みゆき

朗読劇でのスピンオフは、
ボイスドラ『罪の戯れ』での台詞
「認めてもらえる。誰かに否定されることもない」から繋がってるような話。

朗読劇スピンオフを観て、気づいたのだけど、
ダチュラって、
強欲・色欲・嫉妬・傲慢・怠惰・憤怒・暴食、、
7つの罪全てに該当するんですよね。
「大罪人になって、罪の森を掌握する」って台詞、
あぁぁ、、なるほどぉ~と。
なので、ストレリチアは、怠惰の罪人にしたのは、もしかして、、と、思ったり(((^^;)

何より、
実咲さんのダチュラは、傲慢寄りなイメージ。
みゆきさんのダチュラは、強欲寄りなイメージ。

だから、そう思ったのかも?

そして、見てみたいなぁと思ったのが、
配信イベントでのベラドンナとダチュラのスピンオフを、
平口みゆきさんで、、
朗読会でのダチュラを、
実咲さんで、、
チェンジして観てみたかったなぁと。

実咲さんは、
罪の森以外でのお姿拝見したいし、
影ながら応援したいと思ってます☆

平口さんは、
これをもって、芸能界引退されるそうですが、
違う世界に行っても、
幸せで楽しい人生でいてほしいと願います。
最初で最後でしたが、
素敵な芝居・お姿を見れて知れて、良かったです☆



■タンジー
CV:寺師涼/act:斉藤有希

朗読劇でのスピンオフは、
ボイスドラ『罪の戯れ』での台詞
「これでも、暗殺者なんだぜ!」
全てが、この一言に集約された話。

暗殺を稼業とする一族に生まれたがゆえの、
彼女の運命。
正直、なーんとなく、結末が分かりつつも、
泣かずには、いられなかった作品。

最後の「こんなもの、いらない」
アリウムの最後と同じ台詞を聞いた時、
「愛」と「正義」は、同じじゃないんだなぁと、
思わされたり。
考えてみたら、
争いで、敵を殺すのも、殺されるのも、
その人には家族がいるわけで、、。
いくら「正義」の上での「殺し」でも、
殺された人の家族にとっては、
殺した人は「罪人」なんだなぁと☆

ちょい気になったのが、
アリウムとタンジーとも、
出逢う前と後じゃ、キャラが変わるんですよね。

その間、二人に、どんな心境の変化があったのかなぁと、
二人の内面が、変わるまでのスピンオフ見たい☆

寺師涼さんと斉藤有希さんは、
とにかく、話し方も雰囲気も、
そっくりで、
え??双子?と思ったりもしてw

寺師さんは、これが初見なんですが、
どこをどう見ても、声が、めっちゃ少年で、
舞台姿は、どんなんだろう??と、気になるとこ☆

有希さんは、
元々、他団体さんの舞台で、少年っぽいキャラをいくつか見てて、
最近も、他団体さんの朗読劇で、少年役をやられてたので、
似合うだろうなぁと思ってました☆
期待以上のタンジーが見れて嬉しかったです☆

それにしても、

母役の四條友紀子さんとのお二人、、
不思議と、朗読してた(本を持ってた)って印象無くて。。
一人芝居見てたような感覚で、、
終演後、帰りの電車ん中で、
あれ??お二人とも、本持ってた??と、記憶辿ったりしてましたww



《あとがき》
以上、全作品の感想でした☆

まだ書き足りないこと、沢山あるんですが、
あくまでも、自分個人の解釈(妄想)だったりなので、
極力、、解釈しすぎない程度に抑えてUPしました(((^^;)

また、いつしか続編が出ることを願いつつ、
罪の森を、長田咲紀さんを、皆さんを、
応援していきたいなと☆

沢山の素敵な時間を、ありがとうございました☆

そして、特大長文感想、すみません(((^^;)

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