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罪の森 2020年ver. 感想episode.1~4

長田咲紀氏 主宰
『罪の森』
2020年春 VOICE DRAMA
2020年冬 朗読劇「ABYSS」
~episode.1~4~


各話の感想です☆
めたくそ長文で、ごめんなさい(((^^;)


「CV」→VOICE DRAMAキャスト
「act」→朗読劇キャスト




【episode.1 罪の世界(強欲)】
ストレリチア・ルピナス
CV・act:長田咲紀

罪の森の創設者にして管理人。
大罪人・罪人の中で、一番長く生きてるとも言われている。
最初に奇病に冒された人物??かは分からない。
全てが、謎に包まれた存在。

ボイスドラマでは、
「罪の森を創った管理人」として登場。
朗読劇では、ストーリーテラーとして、
物語の幕間や、「罪の味」で登場するも、
ちょい彼女の過去を匂わす言動があったり。。

夏の配信イベントで販売された
ブロマイドのシークレットボイスを聴かれた方は、
今回の匂わせ発言と兼ね合わせて、
「あぁぁぁ!!!もしかしてー?!」なんて、思った方もいるんじゃないかなぁと☆


罪の森、創設者にして管理人のストレリチア。
罪の森、主宰にして、脚本・演出の長田咲紀さん。

役者さんメインのイベント的なことは、
罪の森以前から、
やっていたそうですが、
コンセプトイベントから朗読劇まで、
一つの「企画」として運営されたのは初めてとのこと。
しかも、役者業を始めて4年。
え?4年?早っ!!
まぁ、こういった企画を魅せれるのは、
年数じゃなく、才能ありきなのでしょうね☆

当初、ここまでハマると思いませんでした。
むしろ、前々から言ってますが、
私、、女性主宰劇団(演出)は、あまり好きでは無いので。。
(理由は、割合いします(((^^;))

なので、ここまで、女性演出家を好きになったのは、
中尾知代さん(蜂寅企画)に続き、二人目☆

二人の共通点、、
何なんだろう、、考えてみたけど、
今は、まだ分からない。
でも、作品にも、彼女自身にも、
「女性演出のエゴイズム」な部分が無いからなのかもしれません。
(あ、、女性演出の苦手な理由、チラリww)


咲紀さんのこと、、
「おさきさん」「おさき」と呼ばれてますが、
私は、そう呼べる日は、来ないかもしれないなぁ。
(もち、呼び捨てなんて、絶対に出来ないっ!
好きな役者さん皆には、敬意を込めて、呼び捨てなんて出来ませんよ!)
ファンとして、尊敬の意を込めて、
ずーっと「咲紀さん」かもしれない。
私なりの「愛」の表現だったり。。なーんてね☆

ほんと、、
罪の森に出逢えて良かった。
咲紀さんに出逢えて良かったです☆
ありがとうございます☆

あ!春のボイスドラマ買えなかった方!!
別団体さん作品の「はら、はらり」の、
彼女のボイスドラマは、無期限(?)で販売されてますので、
ストレリチアな咲紀さんが、気になる方は、
こっちを買ってくださいです!!

どことなく、ストレリチアと通じたりもするキャラなので、
(役者としての)彼女の魅力、分かるかも☆

[かこ、はらり-高尾花魁-]
https://sako-bloom.stores.jp/items/5f5956fa00f4d03a0386182c




【episode.2 正義(憤怒)】
■アリウム
CV:北村真帆 /act:四條友紀子さん
アジュガ
CV:寺師涼/act:斉藤有希

一国の女戦士が、
仲間の罠に陥れられ、弟や親族を殺され、
怒りのあまり、
自国を滅ぼしてしまうまでの物語。

弟や親族を罠にはめて殺したシャガは、罪人にならず、
(多分、国王を殺したのも、将軍ルドベキアに毒を盛った?のも、シャガだよね?)
一族を殺された怒りにまかせ、自国を滅ぼしたアリウムは、罪人になる。
この意図は??と、ずーっと考えてたけど、
答えは、出ず。
どんなことであれ、
怒りにまかせて、やってはいけないってことなんだろうけど。
でも、「正義」って、なんだろうね。

たださ、、これ、、
現代にも、どこかしらであるよね。きっと。


北村さんと四條さん、、
「男役」な雰囲気全開で☆

強いて言えば、
北村さんは、宝塚なイメージ☆
四條さんは、松竹なイメージ☆
(この意味、伝わったら嬉しい💖)

朗読劇での四條さんは、
初見なのですが、
これほどに、アリウムにピタリとハマってたのは、予想外!
(アー写真見ると、清楚なお嬢様な印象だったもので(((^^;))
大罪人になってから、おバカ度が増すとか、
大罪人になる前と後のキャラ変えが、お見事でした!

ストレリチアとの関係性も、
ボイスドラマでは語られることは無かったので、
見れて嬉しかった☆
(振り回されるストレリチア様が、面白かったww)

アジュガ役のゆきちさんには、
元々、少年っぽいイメージがあったので、
めちゃくちゃハマるだろうなぁと思ってました☆
予想遥かに越えて「キター!」って感じw
最近、他団体さんの朗読劇見た時、
この人のアジュガ見たいなぁと思ってたので、見れて嬉しかった☆

ちょい、思ったのがね、、
寺師さんのアリウム、見てみたいなぁと思ったのが、
きっかけなんですが、
北村さん・寺師さん・四條さん・ゆきちさんで、
アリウム・アジュガ混合で、
シャッフルして見てみたいなぁと思いました☆




【episode.3 月(怠惰)】
ベラドンナ・リリー
CV:月代彩佳/act:松木わかは
マリーゴールド
CV:山下実咲/act:平口みゆき

偉大な国王を父親にもつ、
全国民の期待を一心に受けた次期女王が、
敵国の王子と出逢い、
「国」を捨てきれず、
「恋人(敵国の王子)」を選ぶことも出来ず、
敵国に攻められるがまま、
国か滅んでしまった物語。

私には、ベラドンナが「怠惰の罪人」には思えない。
「選べなかった」だけで、
どちらも「捨てた」わけではないからさ。
ベラドンナの中では、
王女として、
マリーも国を助けることも出来ず、
女性として、
王子の優しさにも、甘えられず。

「王女」を取るか、「女性」を取るか。
私が怠惰だったら、そんなの迷わず、どっちも捨てる!w
なので、「怠惰」になったのは、
罪人になった後なんじゃないかなぁと。


後、個人的印象なのですが、
ベラが「考えられなくなった」瞬間って、
二人各々違うような印象なんですよね。

彩佳さんは、
恋人が敵国の王子だったと知った瞬間。

わかはさんは、
マリーが死んだ瞬間。

まぁ、、朗読劇の方は、
ベラとマリーの関係が、加筆されてたのもあるかもですが。
でも、わかはさんの方は、
マリーが死ぬまでは、
表情も、声のトーンが、荒立ってたので、
その印象のせいもあるかも?


因みに、私のいち推しキャラなのですが、
そのいち推しキャラが、
ボイスドラマも朗読劇とも、推しさんが演じるっていう、
とてつもなく、私得でしたww

彩佳さんは、
彼女自身とは、全くの逆なキャラで、新鮮でした☆
撮影会で、撮ることが出来て、嬉しかったです☆
彩佳さんが、あまりに、ベラになりきってたので、
思わず、
イチオシさん(ALTの某方)や、彩佳さんに対する想いも、
白状しちゃったりなんざでww(←内緒ねww)

わかはさんは、
当初、別団体で演じた「キャサリン・モースタン」というキャラに近い感じになるかなぁと思いきや
(あのキャラも、ある意味、怠惰やし(((^^;))、
蓋を開けてみれば、全く違っていた!
今までに見たことない、わかはさんで、
彼女の引き出しの多さには、驚かされますね☆
彩佳さんのベラドンナとも違うのに、
ベラドンナそのものな印象なんですよ。
(似て非なる、、みたいな)

配信イベントでのベラドンナとダチュラのスピンオフ、、
彩佳さん・わかはさん・実咲さん・みゆきさんで、
4人混合で見てみたかったなぁ。。




【episode.4 命の価値(傲慢) 】
ラナンキュラス
CV・act:山内里紗
サルビア
CV:能澤ゆかり/act:大下菜摘

町一番の名医と謳われた天才医師が、
疫病の治療薬を作り出した。
だが、その自信と傲慢さゆえに、
その薬は完璧には作れていなかった。
再び疫病が流行り、町は、滅んでいく、、
そして、天才医師と謳われた彼女は、、、といった物語。

「足元をすくわれる」なんて、ことわざがありますが、
それも含まれてるのかな?と、思ったり。
いわゆる「天狗になる」とも言うのかな?

このコロナ渦の中ですから、
ちょいリアルな話ですよね。

ラナンキュラスが、
助手のジニアに、人体実験をしているのは、
この話を見れば(聴けば)、一目瞭然で☆
配信イベントでの朗読スピンオフでも、
ストレリチアが、ラナンの心を見抜いたようなこと言ってましたけどね☆
きっと、ラナンの中では、
「奇病」を解明することより、
「ジニアを人間に戻したい」想いの方が強いのかもなぁ。
それが、サルビアとの約束を果たせる想い、、とかね☆
なーんて☆

物語は、すでにサルビアと出逢い日数が経っての話だけど、
出逢った日からの話も見たいなぁ。


当初、ラナンのキャライラストを見た時、
え?これ、里紗さんがやるの?え?想像つかない、、と思ったのが第一印象。
後に、サンプルボイスを聴いて、
「うわっ!これ、里紗さんの声?こーいった話し方、初めて聴いた!かっこいい!」と、
一気に興味が沸き、、。
これほどに、罪の森にハマったのは、
ラナンキュラス=里紗さんの存在が要因の一つであるかも💖

ボイスドラマでは、
どちらかと言うと、終始、冷静な感じがするのだけれども、
配信イベントでの朗読・朗読劇でのラナンキュラスは、
かなり、重厚感のあるキャラに仕上がってたなぁと。

そこら辺、やはり「演じる」ことで、良い変化になるのは、
役者肌だからなのでしょうね☆


サルビア役は、
どちらも、ジニア役を演じた方なのですけれども、

ボイスドラマ版の能澤さんは、
ジニアの声と、まーったく違うのが、驚きで!
少年っぽいサルビアでした。

大下さんは、
能澤さんとは真逆で、少女なイメージ。
とにかく、愛くるしい!!
愛でる!とにかく、愛しい!!!
可愛いすぎかっ!!www

能澤さんも、大下さんも、
里紗さんとは、めたくそお似合いでした☆♪(/ω\*)
個人的には、、
能澤さんをMANIAXに引っ張れないかなぁと思ったり。
(里紗さん、ゆーすけさんと繋げて←こそっww)

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