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Sicknote Page.18 クールに去るぜ(病室を)

退院を待つ日々

大丈夫かなと思ったのですが、一応母に迎えに来てもらうことにしました。
電話で段取りして、あとは日々決まった時間に病棟を歩いて体動かして、ベッドで寝るという日々です。
同じ病室の人が手術を受けてたので、定期的にカチカチなるから硬膜外麻酔しているのかなとか、カーテンで仕切られているけど、周りの人の様子を伺うようなことをしていました。
退院が間近になると身の回りの整理をして当日を待ちます。

この治療費 How much?

これは前日にわかりました。事務の方が請求書を持ってきてくれたのです。平日だったので精算機で支払いしてもいいし、帰るときに時間外窓口で支払ってもいいとのことでした。このあと何かあって入院が長引く可能性もなくはない。そう思って、支払いは帰りがけにすることにしました。

でいくらしたかというと、約10日間の入院・手術、3割負担で大体30万円ぐらい。自分は保険の限度額申請していたので、12万とちょっとぐらいで収まりました。負担なしの額も明細には書いてあるんですけど、払えんくはないけど、払ったことないような額が記載されていて驚きます。

「おかえり」のない「ただいま」

どうしようか迷ったのは、迎えに誰かを呼ぶかということです。
最初は、一人で行って、一人で帰ってこようと思っていたのですが、できなくはないものの、体の自由はあまりきかない。
ということで母に迎えに来てもらうようにお願いしました。
母にはちょっと無理させたかな。若くはないし、コロナ禍で月に何回も移動させてしまったので。
朝食を摂って、だいたい9時か9時半には出ていいとのこと。それぐらいに迎えに来てほしいと頼みました。

久しぶりに手や足を通した服。
ちょっとびっくりしたのは、少しきつくなっていたことです。
3食は食べていましたが量はそんなに多くなかったんですが。
もともときつめのジーンズを履いていたこともあって、腰回りは結構きつかったです。しかも腰回りは手術したあとで、硬い鉄板が入っているような感じ。もう少し楽な格好で来ればよかったと思いました。

まぁでも家までは数十分です。全然大丈夫。

家につくと、母は「おかえり」といってくれましたが、実際住んでいる人がいなかったわけで「やっと帰ってこれた」という感じです。

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