遺書

今日は3/31。

幼小中高浪大と長いこと続いた学生生活の最後の日。何かを教わることに親からお金をかけてもらい、(広義での)勉強することだけに集中すればよかった時期が終わる。

コロナでいつ死ぬか分からないし、なんか区切りもいいのでつらつら自分語りをしていこうと思う。

幼稚園時代

季節問わず半袖半パンというあたおか幼稚園にぶち込まれ、年の3分の1は熱で休んでいた。ひたすらバッタを捕まえ、狂ったようにコマを回していた。その頃からすでに協調性はなく、歌なり昼寝なりを飛び出してはヤギと戯れていた。

小学校時代

なまじ勉強も運動もでき、ひたすら褒めてくれる親に育てられたこともあり、自分のことを本気で神童だと思っていた。協調性のなさに拍車がかかり、大縄や合唱や修学旅行でダンケツダンケツうるさい教師や優等生をバカにしていた。その頃から怒っている人を見ると笑ってしまうクセがつき、何度も先生にぶたれていた。ぶたれてもまだ笑っていた。最高にたちが悪い。先生にも生徒にも調子に乗った発言を繰り返し、申し訳ない以外の感情がない。

中学時代

中学受験に成功し、サッカー部に入った。みんなうますぎてびっくりした。毎日毎日勉強とサッカーでヘロヘロの生活。スタミナがなかったり、走るのが遅かったり、一時的にハブられたりといろいろあったが笑った記憶の方が圧倒的に多い。なんやかんや楽しかった。

高校時代

サッカー部を辞める。今考えると友人にも指導者にも環境にも恵まれていたが、サッカー部の底辺を這いずり回る生活により精神が腐りきっていた。その後の生活については思い出したくもないので割愛。あの頃に関わってくれた人全員に土下座をして周りたいし、家族には感謝をしたってしきれない。ただあんなことがなければこんなにラジオを好きになることもなかったと思うし、幸運なことにいまだに仲良くしてくれる神のような友人たちがいるので後悔はない。

浪人時代

中高の負債を返すべく死ぬほど勉強した。ほぼ無だったのでえぐいくらい成績が伸びたし、物理入門にがっつり取り組んだおかげで難しい本に立ち向かう基礎体力ができた。何の因果か英語の添削をしていただいていた先生に勧められたBE学科に入学することとなる。駿台ありがとう。

大学時代

1年生

受験への後悔がえぐすぎて仮面。めちゃくちゃ忙しい時間割をかいくぐって大学の勉強と受験勉強をやるも余裕で落ちる。その結果図書館に通う習慣ができたり、優秀な友人たちができたりとその後の大学生活の基盤ができていく。

2年生

大学の勉強をやりつつもバイト、流しそうめん、ビジコン、旅行とやりたいことをいっぱいやる。この頃から友人関係がより強固なものになり、大学での居心地がとても良くなる。学外にもちょくちょく進出。はじめての彼女ができるが速攻フラれる。美術館、日本庭園などにも行くようになり趣味の幅が広がっていく。推し(中田花奈)に出会う。フロンターレ優勝。

3年生

授業数が格段に減りインターン、理科大の水、トウメ日記、マシラジ、旅行、ナンパ、マッチングアプリなどにいそしむ。院進しようと考えていたつもりがいつの間にやら就職することに。今までの友人関係に加えてゼミのメンバーとも仲良くなり非常に居心地が良い。ワールドカップの半分以上の試合を見る。面白い対戦が非常に多く大満足であった。

4年生

卒論以外の授業を取り終えて暇の極みとなり、一般教養、尺八、旅行、演劇などやりたい放題。後回しにしていた卒論が提出の1ヵ月前となり、必死こいて勉強しゴミを提出。免許合宿、帰省、卒業旅行などを経ていざ卒業。

大学生活は総じてとても人に恵まれた。最後まであまり絡みのなかった人、一時期とても近くなった人、遠くなったと思ったら近くなった人など様々だが、卒業証書授与式に行こうか迷った時に会いたい人が脳内にたくさん浮かんできて嬉しかった。企画をやる時に協力してくれる友人であったり、発信の感想をくれる友人であったり、熱心に指導してくださる先生方だったり。細かいしくじりや黒歴史はたっっっっっっっっっっくさんあるがそれ以上に多くの経験を出来たし、人格的にも多くのことを学んだと思う。

改めて学生生活を振り返ってみると、真剣に取り組んだものの多くは成功失敗関係なく記憶に残っている。また、ほとんどの失敗もその後の捉え方次第でいくらでも成功へと変えていける。失敗といってもたまに脳内で思い出し「あの時なんであんなこと言った・したんだろう。バカバカバカバカ死にたい死にたい。タイムマシーン出してよドラえも~ん。」となる程度である。他人のほとんどは自分がどうなろうと何をしようと知ったこっちゃないわけで、それよりはその場その場で一番脳汁が出ることに全力投球したほうが良い。そして「友達作ろ!」と思ってできる友達よりも、活動していく中で協力してくれる仲間を見つけた方が圧倒的に親密度が高い。

明日から社会に出る。非常に怖くもあるがワクワクもしている。最高に脳汁が出せる会社を選んだという自負もある。苦労すること、理不尽に感じること、赤ちゃんに還りたいと思うこともたくさんあるだろう。しかし回り道の多いこの学生生活の中で得た知恵が、気概が、学力が、友人がエンジンとなって一歩ずつ僕を動かしてくれるだろう。

わが学生生活に一片の悔いなし!!

親ありがとう!みんなありがとう!社会人頑張ろうな!!!

アディオス!!!!!

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