見出し画像

ユニコーンS&マーメイドS 予想・考察


トムボーイのnoteをご覧下さり、ありがとうございます🙇🙇

今週は、東京競馬場でユニコーンS、阪神競馬場でマーメイドSと2重賞開催されます。

巷では、ユニコーンSは堅い重賞、マーメイドSは荒れる重賞と言われてますが、果たして今年はどうなるのでしょうか😎

それでは、ユニコーンSから予想・考察していきたいと思います💪


ユニコーンS

データ分析(過去20年)

人気別成績

上位人気の安定感はやはり無視できない。下位人気もちらほらとは馬券に絡んでいるが、基本的には6番人気以降は3着まで、ということか。

オッズ別成績

1桁オッズの馬が90%勝っている。単勝で狙うならやはり人気の馬から行くのが自然か。

馬番別成績・枠番別成績


どちらかというと、外枠が有利な傾向がある。6枠・7枠あたりが狙い目か。

4角位置別成績

極端な追い込み馬には厳しいものの、それ以外はどこからでも馬券に絡んでくる。

前走別成績

前走兵庫CS組が圧倒的なのだが、今年は出走せず。となると、やはり、昇竜S・端午S・青竜S組から選んでいくのが自然か。1勝クラスも複勝率は低いが、コンスタントに絡んでいるため、一律軽視は禁物。

騎手別成績

やはりルメールJは好成績。また、デムーロJや武豊Jも好成績な点に注目したい。

出走全馬考察・短評

イグナイター
前走南関重賞羽田盃、8着。1着馬と2秒差の負け。さらに新馬戦の東京1600の持ち時計も大したことないので消し。

ヴィゴーレ
前走プリンシバルS、10着。今回初めてのダート戦。キズナ産駒ということで、ダートをこなしてもよさそうだが、重馬場のスプリングSで勝ち馬から2.2秒差の15着に大敗しているため、そこまでのダート適性はない。消し。

カレンロマチェンコ
前走昇竜Sの勝ち馬。勝利した全レースは、中京のダート1400mで全て逃げて勝っている。さらに上りも上位の脚を使えている。ただ、200mの距離延長して持つかどうかが心配。また、このレースは逃げ馬の成績もさほど良くなく、プロバーディオやローウェルなど逃げ同型の馬も存在するため、重い印は打ちづらいがポテンシャルは上位。

クリーンスレイト
前走は1勝クラスを勝利。圧倒的1番人気だった素質馬アナンシエーションよりも1秒も速い上り最速の脚を使い勝利。ダート転向後、3戦全てで上り上位の脚を使えているのは、上りの脚が重要なこのレースにおいて評価される点であろう。ただ、前走は1000m通過が58.0秒と明らかにハイペースで最後方で待機したこの馬に展開が否めないが、今回も、前がやりあうと想定され、この馬に展開が向きそうなので、重い印を打ちたい。

ケイアイロベージ
前走阪神1勝クラス(ダート1800m)を勝利。阪神ダート1800mを上り上位の脚で連勝してきており、ラップも1400-1600と1600-1800を比較して後者の方が2走とも落ちているので距離短縮は向きそう。ただ、鞍上が三浦皇成Jに乗り替わりということで脚を最大限使わせることができるか少し、というかだいぶ不安。ここは重い印を打つが本命にはしにくい。

ゲンパチフォルツァ
前走青竜Sの勝ち馬。2走前は端午Sでルーチェドーロやスマッシャーに差をつけられているが、前走のように外枠から行き脚をつけていければ、青竜Sと同舞台の今回も時計的には好走はは可能。とにかく外枠を引きたい。

サンライズウルス
前走は1勝クラス(東京1400m)を勝利。全3戦で上り最速の脚を使えており、このレースへの適性はある。ただ、この馬も鞍上が藤井勘一郎Jと位置取りや捌き方が上手いジョッキーではないため、外枠を引いて後ろからスムーズな競馬をしたい。

サヴァ
前走伏竜S、9着。2走前も昇竜Sで5着に敗れており、カレンロマチェンコやルーチェドーロとは勝負付けは済んでいる。消し。

スマッシャー
前走端午S、3着。近3走全て上り最速の脚を使えており、マジェスティックウォリアー産駒ということもあり距離延長も問題なく、舞台適性は合いそう。ただ、ルーチェドーロとは完全に力の差があったようにも思え、今回関東への輸送もあるため、重い印は打てない。また、データ的にも、前走端午S組は連対馬以外、全滅しているので、思い切って消したい。

ティアップリオン
前走青竜S、4着。出遅れたものの上り最速の脚で4着に食い込んできた。そのときの競馬ができれば、前も速くなる今回は、かなり面白い1頭。ただ、前に行ってしまえば同型の馬たちと一緒に沈んでいくので、重い印は打てないが、紐の1頭には入れておきたい。

ピンクカメハメハ
前走UAEダービー、10着。ただ2走前、サウジダービーを勝ってはいる。国内でダート戦を経験していないため、比較することが難しい。ただ、昨年のフルフラットと重なるため人気するのであれば消したい人気馬の1頭。

ブラックアーメット
前走青竜S、3着。前走までは1400mをメインに使っていたが、200m延長した前走では追走も上手くいき、中団に付けて上り上位の脚が使えた。今回も同舞台でこの人気であれば紐で狙ってみたい。また血統的にも、父ブラックタイドで母父はインティなどの父にあたるケイムホーム。インティは1600~1800で活躍する馬なので、この馬も1600mが合っている可能性が高い。

プロバーティオ
前走青竜S、5着。前走はハナをゲンパチフォルツァに譲ってもらい、楽逃げだったはずだったが、手応えなく、5着に負けた。ただ同舞台のヒヤシンスSでは好走していることもあり、叩き2走目で粘りが増している可能性もあるので、紐の1頭として抑える。

ラペルーズ
前走青竜S、11着。前走はスタートからやる気なく、追ってもほとんど反応なく大敗。故障であれば、今回出てこれないので、気持ちが乗っていなかったと解釈するのが、普通だろう。ヒヤシンスSでは後方から上り最速の脚を使って勝利しており、能力や適性は間違いなくあるために、評価に悩む1頭。おそらく上位人気となるので、それならば思い切って消すのもあり。

ルーチェドーロ
前走端午Sの勝ち馬。前走は中団から上り上位の脚を繰り出して完勝とまさに王道競馬であった。ただ、200mの距離延長がどう出るか。3走前の全日本2歳優駿(川崎左ダ1600m)では、着順こそ3着だが勝ち馬のアランバローズに2秒近くも離され実質的には大敗。また2走前の昇竜S(中京左ダ1400m)でもカレンロマチェンコに負けており、左回りが苦手という可能性も捨てきれない。前走は強い勝ち方をしており、馬が一変した可能性はあるが、軸にするのはどうか。

ローウェル
前走は1勝クラス(阪神ダート1400m)を勝利。ダート転向後、初めて番手に控えたものの、上り最速の脚を披露して、粘り切った。今回初めての1600mで200mの距離延長となるが、半兄のラウダシオン(父リアルインパクト)とは違い、距離が延びるほど複勝率の上がるキズナ産駒であるため、距離は守備範囲内と考える。高評価の1頭。

全馬評価一覧・予想印


最終見解・買い目

◎16 ルーチェドーロ
○12 ローウェル
▲1 ゲンパチフォルツァ
▲6 クリーンスレイト
▲7 ケイアイロベージ
▲8 サンライズウルス
△9,10,14

買い目

馬連
◎○ー○▲△

3連複

◎○ー○▲ー○▲△

としたいと思います。


マーメイドS


データ分析(過去15年)

人気別成績

流石荒れる重賞といった感じで、7人気や10人気の複勝率が驚異の40%となっていることからもわかるように、どこからでも買うことができる。

オッズ別成績

3.0~4.9倍の馬の複勝率が30%を切るという荒れっぷり。オッズに騙されて人気薄を総切りなどは禁物。

馬番別成績・枠番別成績

中枠よりかは、両端の枠の方が好走率が高い。ただ、フルゲートで開催されていることが少ないため、そこまで参考にできないとも考えられる。

4角位置別成績

逃げ馬の成績が優秀で、それ以外の先行・差し・追込は、差がない。

斤量別成績

複勝率を見ると、53.0㎏の馬の好走が目立つが、それ以外は大差ないとみていいだろう。

年齢別成績

基本的に6歳馬までと考えてよさそう。ただ、今年は全馬4歳、もしくは5歳なので、このデータで消せる馬はいない。

前走別成績

前走パールS組の成績が優秀であるものの、今年は開催されておらず、参考外。サンプル数は少ないが、メイS組は複勝率50%と好走率が非常に高い。

騎手別成績

福永Jや藤岡康太J、そして国分恭介Jの好走が目立つ。ただ、今年はその中では福永Jのみの参戦。

出走全馬考察・短評

シャムロックヒル
前走は寿ステークス(3勝クラス 中京芝2000m)、14着。阪神で勝ち鞍はあるものの、多頭数(16頭以上)では全て馬券外。流石に、ここは消し。

アブレイズ
前走メイSの勝ち馬。近2走は上り最速の脚を使えており、3歳時と比較して脚質に幅ができており、成長を感じる。また。距離という面で言えば、4走前の愛知杯は、のちにヴィクトリアマイル(G1)で馬券内のマジックキャッスルやランブリングアレーが1、2着のなか、0.5秒差の4着は立派。前走メイS組はサンプル数は少ないものの2-0-0-2と好相性。斤量・テン乗りは不安も、地力・適性は間違いなく上位で本命候補の1頭。

ホウオウエミーズ
前走は2勝クラス(中山芝1800m)の勝ち馬。実績はもちろん、時計的にも明らかに足りないのでここは消し。

カセドラルベル
前走は都大路S、4着。前走は枠も味方し、前々で競馬をして上りも上位の脚を使えた、久々の好走だった。阪神芝2000mも2-0-0-2とまずますの成績を残しており、また鞍上も小崎Jから和田竜二Jに代わって鞍上強化の今回も人気薄なら、枠を活かして積極的な競馬をすると見て、紐の1頭として加えたい。

シャドウディーヴァ
前走は中山牝馬S、5着(のち3か月半休養)。元々、ヴィクトリアマイルを目標としていたが回避して参戦。今回は輸送もあり、ローテ面からは割り引きたい。ただ、芝2000mでは過去1-3-1-1と安定感は発揮しており、唯一馬券外の秋華賞も、勝ち馬のクロノジェネシスには完敗したが、2着のカレンブーケドールとは0.3秒差。重い印は打てないまでも、抑えは必要。

フィリアプーラ
前走は福島牝馬S、4着。ただ、この福島牝馬Sは完全な前残りレースで、その展開利を受けた形。完全な復調とは言えず、今回は展開も向きそうもないので消し。

レッドベルディエス
前走はヴィクトリアマイル、12着。毎回、堅実に上り上位の脚を使える点は、評価できるが、2000mの成績は0-0-0-2と振るわず、兄弟にレッドベルジュールやレッドベルオーブといった重賞馬はいるが、全てマイルでの好走で2000では結果を出せておらず、血統的にも向かない。今回は買うとしても、紐までの1頭、もしくは消し。

ソフトフルート
前走はシドニーT(3勝クラス 中京2000m)の勝ち馬。前走は上り最速の脚を使っての勝利で、鞍上の岩田望来Jの好騎乗が目立った1戦だっただけに、今回、テン乗りとなる横山和生Jに乗り替わるのは明らかなマイナス要素。芝2000mの全成績は3-0-2-3と悪くはないものの、阪神での成績は0-0-1-1と相性は悪い。実績・能力は高い1頭ではあるが、今回人気になるのであれば不安要素も大きいので紐までの1頭。

イズジョーノキセキ
前走は京橋S(3勝クラス 阪神芝2000m)を2着。前走は終始後方を追走し、最後の直線だけで馬群をさばいて上り最速の脚で2着に滑り込んだという、岩田康誠Jらしい競馬だった。また前走では、今回1番人気が想定される、ソフトフルートに0.5秒も先着しているのに斤量は52.0と恵まれた。毎回人気を集めるものの勝ちきれない、というイメージはあるが、阪神芝2000mの成績は0-2-1-0と好相性であり、3連系の軸としては一番信頼感がある。本命候補の1頭。

キングスタイル
前走は御在所特別(2勝クラス 中京芝2000m)の勝ち馬。早めに捲っていっての勝利で、ある程度の評価は必要。上りは36.0秒であることから、今回明らかに馬場が渋って上りがかかる展開になれば、大穴評価で紐に入れる。開幕週ということもあり、きれいな馬場が想定されるので稍重までなら消し。

パッシングスルー
前走は福島牝馬S、10着。このレースは、先述の通り、前残りが顕著なレースで後方から行ったこの馬やアブレイズ、ミスニューヨークは用無しだった。なのでこのレースの結果で即消しとはいかない。叩き2走目は1-0-1-0と結果を出していて、2000m重賞の紫苑Sでは勝利しており、舞台替わりで一変ということがあってもおかしくはない。ただ、あくまで紐までの評価。

アンドラステ
前走はターコイズS、2着(のち6か月休養)。ターコイズSでは好位追走し、脚を溜めたうえで追い出したものの、スマイルカナにハナ差及ばず2着。この馬は重賞挑戦後は前傾ラップばかりで勝ちきれない競馬が続いているが、そもそも条件戦を見ると後傾ラップで勝ってきたことがわかる。マーメイドSと相性のいいパールSでも昨年はスローペースかつ上り最速で制していることから、上りの脚は十分使えると判断。2000mは未経験なので本命にはできないが、高評価の1頭。

クラヴェル
前走は前走はシドニーT(3勝クラス 中京2000m)、4着。2000m以上の距離では1度も馬券に絡めていないし、前走もソフトフルートに先着を許しているので、実績からは買う要素はないが、この馬の母ディアデラマドレは2014年のマーメイドSの勝ち馬。血統面から好走可能性はないとは言えない。中々苦しいがハンデ活かせば、3着はあっても。紐の1頭として評価。

サンクテュエール
前走は福島牝馬S、3着。この馬は間違いなく距離が持たないと考える。オークス・秋華賞と大惨敗。前走も最後はなかなか苦しい競馬をしていて、距離が延びる今回、条件的に好転することは考えられないので、明らかな危険な人気馬としたい。

ミスニューヨーク
前走は福島牝馬S、9着。先述したように前残りが顕著だったこのレースは度外視するとして、2000m以上で好走歴がないのはマイナス評価。ここでは好走を望めない。ただ、重不良の時の成績は2-0-0-0と結果を残しているので、極端に馬場が渋るようなら紐には加えたい1頭。基本的には消し。

アッシェンプッテル
前走は吾妻小富士S(新潟 ダ1800)、3着。今まですべてダートで使われてきており、初の芝レース参戦。正直、全く読めないが、この馬も馬場が極端に渋らない限り消しでいいだろう。

全馬評価一覧・予想印


最終見解・買い目

◎2 アブレイズ
◎9 イズジョーノキセキ
○4 カセドラルベル
○8 ソフトフルート
○12 アンドラステ
▲5 シャドウディーヴァ
▲13 クラヴェル
△1,6,10

やはり、逃げ馬は買っておきたいというのと、馬場は回復しましたが、意外と上がりがかかりそう
ということで、この印にしました。

買い目は

馬連
◎ー○▲ 11点

3連複
◎ー○▲ー○▲△ 58点

僕は広め3連複で行きます。


最後に

もし、この記事が参考になった、いいね👍と思われる方は、このnoteにスキを押してもらったり、ツイートのRTやファボをしていただけたら嬉しいです😆

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?