終活日誌10ーてやんでい終活 20年前、従兄は蒸発した。関西にある家も仕事も家族も名前も棄て、いくばくかの預金を持ち、出て行った。家族は、「横浜の寿町で見かけたとの噂を聞き探したがいなかった。寿町には、家や身分を棄てた高齢者が多勢いる。彼らには「終活」は「てやんでい終活」なのか。
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