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一行読書「具体と抽象」

どうも、高尾トンビです!

僕が読んだ本から印象に残った一行を紹介するというコーナー(?)を始めてみることにしました。たった一行紹介するだけですが、なんか読書したような気分になるかも。

略して「一行読書」

今回紹介するのは、ビジネスコンサルタントの細谷功さんの『具体と抽象』です。

この一行がすごい!

「抽象化を制するものは思考を制す」と言っても過言ではないぐらいにこの抽象という概念には威力があり、具体と抽象の行き来を意識することで、間違いなく世界が変わって見えてきます。
『具体と抽象』細谷功 著より引用

「具体と抽象の行き来(往復)を意識する」

僕は、この部分だけでもこの本を買う価値があると思います。

「なぜ、話が全く噛み合わないことがあるのか?」
「なぜ、あの人の話はとてもわかりやすいのか?」
「なぜ、同じものでも人によって捉え方が違うのか?」

これらの答えを導くためのヒントが詰まった本です。

ある人が日常生活で見聞きし触れ合うモノやコトは、「個別で具体的」な事柄です。

しかし、人間はそれを「一般化・抽象化」することで、他者に「概念」として伝えることができます。概念を伝えることで少ない情報で多くことを伝えることができます。

さらに、概念だけでは理解しづらい事柄について「具体的な何か」に例えることによって、相手が理解しやすくなります。

この「具体と抽象の行き来」ということを強く意識することで、思考力が飛躍的にあがり、コミュニケーション能力も劇的に向上します。

コミュニケーション能力に関する記事も書いています。良かったら読んでみてください。

読みやすいけど、深い・・・

そんなに厚い本でもありませんし、4コマ漫画や分かりやすい図が描かれているので、抽象度が高い概念的な部分も理解しやすくなっています。

しかし、この本に書かれていることを深く理解して、実践しようとするためには、何度も読み返す必要があって、読み返すたびに新しい気づきがあります。

ぜひ、買って読むことをオススメします!

最後までお読みいただきありがとうございました!
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