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小笠原記念館について③
6.構造などについて
さてさて、前々回の投稿で今井建築を時期ごとに分けました。小笠原記念館は中期の作品。
中期の作品はある特徴があるのです
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126755148/picture_pc_feea227161659129de504f3313056d30.png?width=800)
多摩美術大学今井兼次共同研究会 鹿島出版会より引用
そう、単純に似通った平面や構造の作品が出てくるんです。そして平面プランは非常にシンプル。
ウルトラスーパー仮設ですが、なんとなく構造が関わってると思います。
大学卒業後に内藤研究室に所属し、内藤氏と何度も仕事を共にしていますし、、、
んー、なんででしょう。本とかにヒントあるかなぁ、、、
最後に話が変わりますが、
昨年の12月に小笠原記念館について、鯵坂先生による講演会がありました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126755370/picture_pc_9caaeda2c69c7ac8e970b05a75490152.jpg?width=800)
そこでこんな話があったんです。
「小笠原記念館の設計に内藤多仲が関わっているかも知れない(類似作である根津美術館は内藤多仲と共同設計)もしそうだとしたら、耐震性など現在の基準でもクリアしている可能性がある。」
「コンクリートの寿命は50年とされてきたが、研究が進んできてその常識が変わってきている。
50年以上の寿命があり、まだ取り壊す必要がない」
まだまだ希望の光があるんです!!!!
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