およそ7年の時を経て再燃しためいこい①


※こちらはプレイするにあたっての経緯です。②から感想が始まります。

ツイートが止まらないのでノートにまとめることにしました。

明治東亰恋伽ーーーー通称めいこい、私がツイッターで初めて人と繋がったジャンル。私の相互のほとんどはめいこいクラスタでした。

今はもう結婚や就職、ジャンル移動でほとんどが抜け殻です。さみしい。

私がめいこいにハマっていたのは2013年〜2014年ごろ。2015年は留学に出発してしまい、トワキスを購入したのが最後でした。

そのまま徐々にTwitterを見ることは減り、帰国後の適応や大学受験をきっかけにめいこいからは離れていました。

たまにタイムラインを覗くと相互のめいこいクラスタが運営への不満をぽつり、ぽつりと呟いているのが見えるな、と思う程度でした。



そして時は2020年、ステイホームが始まり私は実家でほぼニート生活を送っていました。

暇だし、とデジタル環境があったこともあり、絵を描き始め、定期的に絵を上げるようになりました。Vtuberにハマったりね…

オリジナルの絵やVのファンアートばかりだった中で、8月の終わりに、描くものが無いなぁ、でも絵を描きたいな、と行き詰まった時にお題箱を設置しました。どうせ来ないだろうなぁと思いながら…。


お題箱をタイムラインに流して数時間後、意外なことに早速お題を投げてくれた方が。

自分で設置しておいたくせに、「どうしよう、苦情かな…」怯えて開くと



「鏡花ちゃんと音二郎さんがみたいです!ください!!」(原文引用)


…!?

驚きました。とても。自分の中ではとっくに離れたコンテンツだったからです。

私の記憶が確かであれば、そのお題が来るまでツイートで一切めいこいには触れていません。

しかし私のタイムラインで5人ちょっとしか生きていない、初期からの相互が投げてくれたのだと思うと嬉しかったのです。せっかくお題を投げてくれたんだし、デジタル環境を手に入れてから一度も描いていないことに気付き、よし描くか、と資料を集め始めました。


音二郎さんと鏡花ちゃんの資料を集める中で、私の知っていた頃のめいこいの資料はなかなか集まらず、今はこんな感じなんだ、とぼんやり。あれ、このキャラクター誰?衣装変わった?世界観変わった?と違和感を覚えながら結構な年数がたってるし、仕方ないとも思いました。

私は音楽をかけながら絵を描くタイプなので、気分を上げようとKENNさんの紅ノ夜ノ唄をDLしました。歌を聴きながら、構図や塗りを考えていると、当時の記憶が甦る、甦る…。


Twitterを始めたばかりで、めいこいクラスタと繋がって毎日お祭り騒ぎのようだったタイムライン。

お子ちゃまだったにも関わらず優しくしてくれたお姉さんフォロワーや今もつながり続けてくれている年の近いフォロワー。

饅頭茶漬けを夜中に食べる配信をしたこと。

一人でめいこし(というイベント)に行ったこと。

何度も明治村に足を運んだこと。

先輩ヤゾ!を楽しみにしていたこと。


当時のツイートを見るととても恥ずかしく、今なら外部掲示板で叩かれてもおかしくないようなノリで盛り上がっていました。(もしかしたら当時も叩かれていたのかもしれないけど)

2人の着色をしながら、当時の記憶がどんどん呼び起こされ、懐かしい気持ちとあの時間は返ってこないんだ、という切ない気持ちでいっぱいでした。


出来上がった絵を載せると、当時から繋がっていためいこいクラスタから反応が飛んできて、なんだか昔に戻ったような、そんな気がしました。


そして、ニコニコ動画にPSP移植後に追加されたオープニングムービーがあったことを思い出し、当時の盛り上がりを振り返ろうと検索しました。


しかし、結構な年数がたっていたため、紅ノ夜ノ唄の動画には当時のコメントなど残っておらず、見慣れないコメントが流れるだけ。当時と比べると閑散としており、その様子に胸が締め付けられました。


私が知っていた頃のめいこいはもうないのかな、と。

だけど私の手元にはPSPと、ソフトがあって、積んでいたトワキスがある。あのとき私の心をつかんだめいこいの世界はここにある。


もう一度プレイしてみようかな。

また、あのときのようにめいこいクラスタと話ができたら…。

そんなことを思いながら、ステイホームで暇だし、と眠っていたPSPを探し出しました。

バッテリーが膨らんでおり、充電ができなかったために通販で購入。

トワキスは結局ノータッチで積んでいたので、そこからやろうとしたけれど、何せ無印の記憶が完全に抜けていてイマイチ楽しめない。

そもそもくっつくまでの過程が楽しいのが乙女ゲームでは?と思い立ち、無印を立ち上げました。


のんきにツイートしていたこの時の自分が羨ましい。

自分が思いもよらないほど複雑な感情を抱えてしまうことなど、この時は全く考えていなかったのです。

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