【赤ダニ(タカラダニ)の駆除方法】いつから増える?
暖かい季節になると、出現する不快害虫がいますよね?
春から夏にかけて、コンクリートやベランダなどに大量の赤ダニが発生します。
真っ赤な見た目や数の多さから、気持ち悪いと感じる人も多いですね。
しかし、駆除をしたくても、その方法が分からない人も多いのではないでしょうか?
人やペットに対して、健康被害が起きないように駆除をしたいと考える方もいるでしょう。
この記事では、そんな「赤ダニの正体・発生原因・屋外や室内での駆除方法」などをお伝えしていきます。
🌸目次🌸
赤ダニ(カベアナタカラダニ)の正体
春になって気温が上がると、「赤いダニ」が大量発生します。
動きも素早く、不快な虫です。
「赤ダニ」は見た目は気持ち悪いですが、人を刺したり害を与えることはないと考えられています。
毎年大量に発生しますが、その理由は単体で卵を産むことができるからなんです。
4月から少しづつ増えて、梅雨前に数がピークに。
そして、梅雨が明けるといなくなります。
では、その「赤ダニ」の生態について詳しく解説していきます。
「赤ダニ」の正式名称は「カベアナタカラダニ」
汎ケダニ目タカラダニ科アナタカラダニ属に分類されるダニの一種です。
特徴
成虫の体長は約1mm
体色は朱赤色
胴体には多数の毛が生えている
生息地域
赤ダニは日本全域に分布しており、北海道から沖縄まで見られます。
また、ヨーロッパや北アメリカにも分布しており、人の移住によって生息場所が拡大したと考えられています。
発生時期・生態
赤ダニは春に大量発生します。
4月下旬~6月にかけて、ビルの屋上や住宅のベランダなど、コンクリート表面など様々な場所で大量に見られます。
赤ダニは花粉を主な食糧としています。
注意点
赤ダニはヒトを刺すことはありませんが、潰して体液に長時間接触すると、皮疹を生じる恐れがあります。
また、偶発的にヒトの皮膚に刺さって皮疹を引き起こすこともあります。
繁殖
赤ダニは年に1回の単為生殖を行います。
卵は光沢のある赤褐色の楕円体で、コンクリート壁の隙間や割れ目に卵を産み付けます。
赤ダニの卵
赤ダニの卵は、コンクリート壁の割れ目・壁の割れ目などで発見されています。
赤ダニは春から初夏にかけて活発になりますが、梅雨の頃に卵を産んで休眠。
そして、卵は休眠状態のまま、次の春先に孵化します。
赤ダニの天敵となる虫
赤ダニは体が赤い色をしているため、とても目立ちます。
赤ダニの天敵となる虫はアリや捕食性カメムシなどですが、この虫たちは赤色を識別できません。
そのため、天敵に食べられることなく、自由に動き活動ができるようです。
参考 法政大学
赤ダニが衣服や布団についたら?
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