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僕の推し、梢先輩の話。

乙宗梢が好きだ。活動記録3話まで見て、なんとなくこの子好きだなって思ってから、ずっと好き。
芯が通ってるところが好き。
ラブライブ優勝って目標に向けて、ストイックに頑張れるところが好き。
不器用ながらも配信を頑張る姿が好き。
後輩を見守る優しい目が好き。
後輩の前でかっこよくいようとする姿が好き。
でも花帆のことになると甘々になってしまうのが好き。
同期といるときは少しリラックスしているのが好き。
私は大丈夫と強がってしまうところが好き。
そんな人間臭い所が好き。

最初この子を見た時の印象としては、生徒会長系なのかなって思った。清楚で真面目で大和撫子的な女の子なのかなって。ラブライブ!シリーズなら一人はいそうな子。いままで生徒会長のキャラが推しになったことはないし、まあ僕の推しにはならないかなと思った。けど、どうして好きになったんだろう。
活動記録を見てみると、それまでの印象と大きく変わった。

だってゴリラなんだもん。
え?なにこの先輩!?この感じでパワー系??
おもしれー女じゃねえか。。。

活動記録を読み進めていく。
花帆と梢の二人がユニットを組むことは知っていたので、いつ誘うのかなーと思って読みすすめるが、、、なかなか誘わない。スクールアイドルの手伝いを頼み、実質スクールアイドル活動のようなことをさせるが、スクールアイドルには誘わない。花帆が決心したことで、結局スリーズブーケを組むことになったが、ちゃっかり花帆の分の衣装を用意していて、「すげーなこの先輩」となった。この時は。
3話まで読み進めると、梢先輩はただ花帆のことが大好きだけど、チキってストレートに花帆とスリーズブーケを一緒にしたいということを言えないからまわりくどいやり方しかできなかっただけの臆病な人だと気づく。あ、この子めんどくさい子だ。僕はめんどくさい子が大好物なので軽率に好きになった。

そのあと、DEEPNESS披露のきっかけとなった活動記録8話を読んで、ますますめんどくさい子だと分かってさらに好きになった。このころには明確に推しになっていたと思う。

梢先輩の人生を振り返ると、きっとそんなに良いものでは無かったんじゃないかと思う。音楽一家の生まれで、将来を期待されていただろうに、スクールアイドルという道を選んだ。幼い時に見たスクールアイドルに憧れて。それはある意味、「呪い」だ。それから彼女はラブライブ!で優勝するために生きてきた。彼女にとってはこの高校時代が本番なのだ。チャンスは3回。それを逃せば、もうおしまい。夢が叶うことは一生ない。命を燃やして生きている。理想の自分と比較して自己嫌悪、なんてことも少なくなかったんじゃないだろうか。梢先輩にとってみれば、ラブライブで優勝できなければ、自分はなにものでもないのだから。


102期では2人になってしまったスクールアイドルクラブを守るため、夕霧綴理を裏切った。あの時、もっといいやり方があったのかも知れない。けどとにかく、梢先輩はどうにかしてスクールアイドルクラブを守った。そんな暗い時間を過ごして、今がある。だから、梢先輩が後輩達に囲まれて、楽しそうにしているのを見ると涙が出そうなほど嬉しい。少し前の梢先輩には、ラブライブ以外なにも無かった。今年のラブライブが終わったら、勝っても負けても、梢先輩にとっての1番の目標が無くなってしまう。そうなる前に梢先輩はラブライブ!以外の何かを見つけなくちゃならなかった。けど、いまの梢先輩には花帆がいる。スクールアイドルクラブの仲間がいる。だからきっと大丈夫だ。

本日6月15日は乙宗梢先輩の誕生日。
梢先輩、18歳の誕生日おめでとうございます。

これからも梢先輩を応援し続けます。
もちろんラブライブで優勝して欲しいけど
とにかく、梢先輩には笑顔で卒業して欲しい。それだけです

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