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今週の振り返り

2/19~2/25

 こんにちは さわとまです。
 先週にひきつづき模写が捗らず、描きたい絵ばかり描いていた1週間でした。そんな中で絵に対する方向性や気づきがあったので今週アップした絵の後、報告したいと思います。

今週アップした絵①

アイドルマスターミリオンライブより箱崎星梨花


去年描いた星梨花


自分用の「練習するための絵」だった

 
 これは去年この「ミリオンアイドルの誕生日絵を描き続けよう」という取り組みを始めた時からわかっていた事ですが、絵がうまく描けるようになるための「手段」として有効だと思っていました。
 現にうまくなっていると思いますし、描くスピードや解像度もあがり、少しづつですが理想の絵に近くなっているそんな気はしています。今回描いた星梨花に関しても衣装が可愛く、装飾を描いているのはとても楽しかったです。
 …ですが、最近アップする絵に対して、「窮屈さ」や「つまらなさ」を感じるようになりました。「うまく」は描けはじめているんだけど、果たしてこれが自分の描きたい絵なの?という疑問が生じるようになりました。


それは違うのでは?


 星梨花の絵を描いてツイッターにアップしたあと、前々回ぐらいからやっているタイムラプスも投稿したのですが、そこで自分の愚かさに気づきました。
 「誕生日絵として描いた絵」いわばその「アイドルにプレゼントするつもりで描いた絵」のはずなのに自分の作品の作業工程を「これ君のために作ったプレゼントだけど、これこれこうして苦労して作ったんだよ」と自分語りの上乗せをしてしまったのです。
 …興ざめもいいところです。誰がそんなプレゼント欲しいのよ。それは違うのでは?そう思いました。

 結局うまくなるための練習絵としてほぼ作業のように絵を描いていました。うまくなっているけどつまらない。原因はここにあるでしょう。描きたい絵ではないのです。
 そもそも自分の練習絵なのだから誕生日にプレゼントするようなつもりで描いてないのです。そんな絵がいい絵なはずがない。ただの作業絵なのだから凝り固まった絵になってしまうのだと気づきました。


今回アップした絵②

アイドルマスターミリオンライブより如月千早
去年描いた千早

 そこで少し型にはまらず、肩の力を抜いて千早を描いてみました。正直プレゼントの気持ちで描けたかはわかりませんが、のびのびとした絵になったかなと思います。正直手のデッサンとか腰回りとか修正ポイントは沢山あるのですが、なんか自分的には楽な気持ちで描けて、好きな絵になりました。


うまく描いてはいけない

 
 岡本太郎先生や最近だとさいとうなおき先生もこの発言をしており、多くの絵描きに必要な言葉なのかもしれません。
 いや、どうせ描くならうまく描きたいでしょう。自分はずっとそう思っていました。ですが精神的根本から「うまく描こう」と思って描く絵は自由さがなくなり、その時点で作業絵になるのだとほんの少しですが気づきました。
 お金をもらって描く絵は最低限のクオリティが求められますので当然「うまく」描かなければいけないと思いますが、「うまく描こう」とした絵が決して「うまい絵」ではない事がなんとなくですがわかりました。

 「形式ばった絵」か「自由な気持ちで好きに描く絵」かは今後の課題です。どちらにせよ最近あまり考えていなかった、「精神」や「気持ち」で絵を描くことに少しを比重を乗せようと思います。
 
 絵を描くことはやめられませんのでこれからも精進したいと思います。

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