思い出のステイヤーズステークス 1988

ステイヤーズステークスは当時は今の阪神ジュベナイルフィリーズの週開催でハンデ戦でした。まあ割と変更は少ない方のレースだと思います。最初ほぼ中山競馬場を2周回るのが何か不思議な感覚でした。

この年、前年の覇者マウントニゾンは二番人気でそれを差し置いて一番人気になったのはアルゼンチン共和国杯2着のスルーオダイナでした。連対率の高さが評価されたのではないかと思いますが、それにしてもハンデ戦でも圧倒的一番人気でした。

レースは当時長距離戦の常連だったミホノカザンが逃げます。しかし途中から逃げの増沢スーパードラゴンが先頭に立ちます。
しかしそれをマークに行ったのが岡部幸雄騎手のスルーオダイナ。すると後方も一気に動き出し、4コーナーでは5頭一団。
その中から手応え良く上がって来たのがスルーオダイナ。後続を引き離します。
2番手に上がったのがマウントニゾン、2頭のマッチレースになりましたが、スルーオダイナは余裕を持って1着、マウントニゾンが2着、5番人気ファーストコールが3着でした。

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