思い出の札幌記念 1989

札幌競馬場がダートオンリーから芝コースが設置されるのは前述の通り。
1989年が最後のダート開催の札幌記念でした。

人気はダート連勝中の◎レインボーアカサカ。実績馬を差し置いてトップハンデでしたが、十分勝機有りと思いました。
二番人気は前年3着、前哨戦札幌日経賞2着の○ダイナオリンピア、三番人気はエルムステークス勝者(と言っても3勝クラスの勝ち馬)▲オサイチブレベストでした。

レースはスタートと同時に事件発生!!

一番人気レインボーアカサカがゲート内で立ち上がりました!
それはそれは見事な立ち上がりっぷり。
ロデオのように、そしてヒヒーンといういななきが聞こえそうな立ち上がりっぷり。
フェラーリのエンブレムの如しと言えばわかりやすいでしょうか。
そのスーパー出遅れでレインボーアカサカは撃沈。根本騎手やらかし伝説の一つです。今まで出遅れる素振りも無かったのは単に連勝を支えた岡部騎手だから出来た技なのかもしれませんね。

そんなレインボーアカサカは置いといて、レースは芝でも逃げる名牝リキアイノーザンがダートでも逃げて、ダイナオリンピアとオサイチブレベストがその後につけ、やや早い展開。それを後ろに構えて、勝負どころから上がって行ったのが連勝中で四番人気の杉浦騎手騎乗△ダイナレター。前を捉え交わしたところがゴールでした。これでダイナレターは初重賞制覇でした。

馬券的にはダイナレターが来なければタテ目的中でしたが残念でした。

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