思い出のスプリングステークス　1990

この年の一番人気は◎ストロングクラウン。新馬戦とヒヤシンスステークス(当時は芝1400)を圧勝の無敗馬。単枠指定にもなりました。以下▲サクラアサヒオー、○アズマイースト、シンボリガルーダ、△ナリタハヤブサ、イタリアンカラーと続きました。

レースはダイタクヘリオスが逃げる展開。ストロングクラウンはガッチリ二番手。アズマイーストとシンボリガルーダがその後ろ。イタリアンカラーとナリタハヤブサは中団、サクラアサヒオーは後方からの競馬でした。

３コーナー辺りからストロングクラウンがダイタクヘリオスを交わして先頭に立ちました。しかしアズマイースト、シンボリガルーダ、上がって来たナリタハヤブサ等が差を詰めて来ます。

最後の直線、菅原泰夫騎手のアズマイーストが増沢末夫騎手のストロングクラウンを捕らえるとストロングクラウンはズルズルと後退。代わりに武豊騎手のナリタハヤブサ、横山典弘騎手のイタリアンカラー、小島太騎手のサクラアサヒオーが二番手争い。
アズマイーストは後続を突き放し快勝。２着争いはナリタハヤブサがイタリアンカラーを抑えて２着。サクラアサヒオーは離れた４着、ストロングクラウンは結局離れた６着でした。

アズマイースト、グッドルッキングで強くて好きな馬でした。