思い出のウインターステークス 1990

この年の一番人気はダート路線快進撃中の◎カリブソング、以下▲オサイチブレベスト、リーウジンニシキ、○マンジュデンカブト、△ストロングパワーと続きました。

レースはストロングパワーが逃げるスピード勝負の展開。前年覇者のマルブツスピーリアは二番手を進みますが前年のようには行きません。マルトラックも同様でした。カリブソングは好位、オサイチブレベスト、リーウジンニシキ、マンジュデンカブトは後方待機でした。

最後の直線逃げ込みを図るストロングパワーに迫ったのは好位勢。ミスタートウジン、カリブソング、ナリタハヤブサと早め浮上のオサイチブレベストでした。その中からカリブソングが人気に応えるかと思われたところをすくったのが横山典弘騎手のナリタハヤブサでした。初ダートでしたが当年のクラシック戦線を沸かした馬でした。ダートの猛者相手に勝ち負けは無理だと思いましたが見事でした。柴田政人騎手のカリブソングが2着、安田隆行騎手のミスタートウジンが3着でした。

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