思い出の京都記念 1989

当時の京都記念は芝2400メートルのハンデ戦でした。ちょうど日経新春杯と入れ替わった状態ですね。また日程は今のフェブラリーステークスの週でした。


この年の一番人気はハツシバエース。前走鳴尾記念2着で武豊騎乗でした。以下エリザベス女王杯馬ミヤマポピー、ミスターシクレノン、ヤエノダイヤ、ケンタッキーパイク、ダイナカーペンターと続きました。

レースはダイナカーペンターが予想通りの逃げ。二番手にミスターシクレノン。ハツシバエース、ヤエノダイヤ、ケンタッキーパイクは好位。ミヤマポピーは毎度の後方待機でした。
加用正騎手のダイナカーペンターは序盤速めでしたが徐々にマイペースに持ち込み、最後の直線でもまだ先頭。好位勢も変わらず追走。松田幸春騎手のミヤマポピーも早めに仕掛けて来ました。ダイナカーペンターは得意の粘り込み。松永幹夫騎手のミスターシクレノンも得意のしぶとさ発揮。ハツシバエースは全く伸びず、ミヤマポピーも追い込みますが届かず3着。ミスターシクレノンも追撃及ばず2着。結局ダイナカーペンターが逃げ切り勝ちでした。

ダイナカーペンターはマイペースで逃げたらしぶとい馬で日の出の勢いのタマモクロスと阪神大賞典で1着同着に持ち込むほどでした。

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