思い出の有馬記念 1989

オグリキャップ第二幕第六章の秋の陣最終戦。
今後もこんなに走るG1ホースは現れないでしょうね。

ジャパンカップでの激闘が評価され◎オグリキャップが一番人気、二番人気はジャパンカップ4着の○スーパークリーク。この2頭が単枠指定でした。三番人気のサクラホクトオーは離れてました。

雨の中のレースは逃げの増沢ダイナカーペンターが逃げる展開。オグリキャップは2番手、スーパークリークは3番手の積極策。2周目の3コーナー途中では2頭のマッチレースの様相。
このまま2頭で決まるかと思いましたが、スーパークリークがオグリキャップを交わすとズルズルとオグリキャップが下がって行きました。秋5戦を根性で乗り切って来たオグリキャップも体がついて行かなくなったのでしょうか。
スーパークリークが押し切ると思ったら一頭が詰め寄りました。

▲イナリワンでした。
イナリワンは天皇賞秋とジャパンカップで見せ場が無く人気を下げていましたがそれでも四番人気。柴田政人騎手のムチに応えてグングン伸びて来たイナリワンはゴール寸前にスーパークリークを差してゴール。
春秋グランプリ制覇を果たし、これで年度代表馬を受賞しました。

オグリキャップはサクラホクトオーと△ランニングフリーに交わされ5着に終わりましたが、私は馬券的にはこの秋シーズンの活躍に感謝も込めてオグリキャップと心中をしたので外れましたが、ここまでのオグリキャップの成績と感動は歴史に残る激闘の数々だったと思います。大変良いものをリアルタイムで見られて競馬人生の中でも自慢です。

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