思い出の有馬記念 1988

王者タマモクロスはこのレースが引退レースである事は決まっており、○タマモクロスと◎オグリキャップの芦毛頂上決戦はこれが最後。何が何でも勝ちたいオグリキャップ陣営は河内洋騎手から岡部幸雄騎手への乗り替わりで臨みました。

この有馬記念も天皇賞秋に続いてこの芦毛2頭が単枠指定、更に4歳(現3歳)のG1ホースのサッカーボーイと▲スーパークリークが参戦し、人気も四強の形を呈して来ました。

レースは、レジェンドテイオーが定位置の逃げ。スローペースで流れて行きます。しかし先行勢が押し寄せ残り800からは団子状態。その中オグリキャップは一足早く進出、タマモクロスやスーパークリークもマークするように動きます。

最後の直線で早めに抜け出したオグリキャップをタマモクロスとスーパークリーク、更にサッカーボーイも追い上げる展開になりましたが、過去の芦毛頂上決戦とは違い先手を打ったオグリキャップは勝負根性を見せ、最後まで抜かされずにそのままゴール。3度目の正直で、最後のチャンスで、ついにオグリキャップはタマモクロスに先着し、ついにG1ホースの仲間入りをしました。

個人的にはたった一度のコンビでしたが、オグリキャップのベストコンビは岡部幸雄騎手とのコンビだと思っています。

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